
ついに、もうすぐ、やってきますね。
メルセデスEクラスのディーゼル仕様。
国内では散々悪者扱いされてきたディーゼルですが
原油高騰の中、ここにきて俄然注目を浴びています。
ディーゼルについては、ちょっと熱くなる私(笑
以前、知る人ぞ知る「プレッシャーウェーブ」のディーゼルを搭載した
フォードテルスター5ドア(超希少車です)に乗っていて
ディーゼルの性能の高さは既に体感しています。
プレッシャーウェーブとは
マツダのスーパーチャージャーディーゼルという
聞いただけでなんだかとんでもないシロモノです(笑
クランクシャフトの力で回転するローターに排気ガスを誘導し
ローター内で吸入空気を直接ぶつけ、排気ガスの脈動により
空気を加圧するという独特のメカを持っている。
当時の抜粋記事を参照しましたが、
分かる人には分かる、いかにも「マツダ」らしい
ちょっと凝ってるメカエンジンなわけです。
テルスターとはカペラの兄弟車の事で、
当時から既に貴重だった5ドア。欧州では人気でしたが
日本では泣かず飛ばずでサッパリでした。
しかし、実用性は非常に高く、ホントいいクルマでした。
今で言うと、アテンザのおじいさんの従兄弟みたいなものですかね!?
不人気車の兄弟車の不人気グレードのディーゼルに乗ってたんですから
いやはや、変わり者ですねぇ~ホント。
しかも、私、コスモのロータリーからこのディーゼルに乗り換えてるんです。
まぁなんと両極端なことか(爆)
さてこのスーパーチャージャーディーゼルのプレッシャーウェーブ、
パワーは100psに満たない微々たるものでしたが
もうとにかくよく走りました。ハッキリ言って、メーター振り切り余裕でした。
とにかくトルクの塊という感じで、加速の良さは抜群。
ディーゼルの割には、とにかくよくエンジンも回りましたね。
ただ、フィーリングというのは、いかにも「ディーゼル」典型なもので
凄まじい振動、凄まじい黒煙、凄まじいノイズ。
アイドリングなんかしてられないような感じでした。
リアバンパーなんかはすぐ真っ黒になってましたね。
また、動力性能は抜群だったものの
エンジンはメカニカルなため重く、加えボンネットの下には2個(!)の大型バッテリー、
今では信じられないほどのフロントヘビーな重量配分に加え
スポーツパッケージだった私のクルマでも185幅の14インチタイア、
リアはドラムブレーキ、ボディ剛性に不利な5ドア…
これであれだけよく飛ばしていたものです(苦笑
燃費はディーゼルとしては悪かったものの、同排気量のガソリン車から比べれば優秀。
非常に印象深い、思い出のある1台です。
…時代は巡って、21世紀になりました。
今、ディーゼルが、改めて見直されてくるように。
ボッシュの新燃料噴射の技術が登場してからは
ディーゼルは環境性能を大幅に向上させてきました。
メルセデスのブルーテックと呼ばれるディーゼル
(もうすぐ導入されるEのディーゼルはブルーテックではない)
は、近年実施の欧米での排出削減基準を既にクリアしています。
欧州では、いまや乗用車の3割~4割がディーゼル。
一時期レクサスLSの欧州仕様は、VWのディーゼルを搭載していたなんて事も。
今や欧州ではラインナップにディーゼルを用意するのは必須なわけです。
航続距離が長く、燃料費も安く、一部の有害物質(NOxなど)を除けば
ガソリンエンジンよりクリーンな排出ガス…
ハイブリッドと並んで、ディーゼルが注目されているのも納得なわけです。
ディーゼルでの優位点は、なんといってもコスト。
加え派生車種展開は容易に可能ですから、普及もすぐできるでしょうしね。
日本でのディーゼル展開で重要なポイントは3つ。
まずは、日本の軽油の質です。
欧州に比べると、日本のそれはグッと悪いんですよね。
無鉛・有鉛ガソリンの質では世界トップの日本ですが
流通業の関係もありどうしても軽油の価格を上げられない…。
実際、欧州での軽油価格と日本の軽油価格を比べると、実質その差が分かります。
日本でも「ハイオク軽油」なんてのが登場するといいのですが…
価格はその分上がるでしょうが、それでもレギュラーより格段に安いでしょう。
次に、トランスミッションとの関係。
欧州ではディーゼルでもMTが主流、ディーゼルのパワー・トルク特性は
結構奥が深いもので、それに合わせた優秀なATが必要です。
できれば動力ロスの少ない、多段化ATがいいですね。
街中でのレスポンスなど、ATの出来が走りの良さに直結してきます。ガソリン車以上に。
日本お得意の、CVTとディーゼルを組み合わせるとおもしろいかもしれません。
最後に、イメージ。
一般的に広がっているディーゼルに対しての悪印象を、
いかにして解消してもらうか。
これは、ぜひ石原東京都知事に
今度のEクラスディーゼルの宣伝をしてもらって
それを払拭してもらいましょうか(笑
さて、長くなってしまいましたが
これから数年は、日本にディーゼルが浸透するかしないかの正念場。
普及してきた暁には、私も一度、最新ディーゼルの性能を体感し
また生活を共にしたい…そう思っています。
国産メーカーさん、力入れてお願いしますよ!
ガソリン車の魅力に及ばないところもたくさんありますが、
ディーゼルには、ディーゼルにしかない、走る楽しさが詰まっています。
Posted at 2006/07/17 12:34:03 | |
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