JUPITER HID 35w 6000k H4 Hi/Lo 取付け【その２】

裏側です。
塵や水気の浸入は心配ない位キッチリはまっています。

前準備が終わったらいよいよリレーの配線、バラストの取付けです。
ケーブルの廻し方、バラストの取付け位置はエンジンルームの見栄えを左右しますので慎重に考えます。
助手席側のバラストはＣＰＵの固定ボルト（ライト側）を利用します。
小さいバラストではそのまま吊り下げて固定してもいいと思いますが
バラストの大きさによっては冷却水タンクに干渉してしまいますのでステーを使って位置をずらして取付けます。
ボディーとバラストブラケットの間に隙間がある場合スポンジシートなどを貼った方が良いと思います。

運転席側のバラストはウォッシャータンクゲージ上にあるタンク取付けボルトを利用します。
ウォッシャー液の量を確認出来なくなりますが取付け位置としてはベストだと思います。

次にリレーハーネスですが、ＣＰＵボックスの裏（助手席側）を中心ケーブルを這わせていきます。
先ず、ＣＰＵが固定されているボルトを利用してリレーハーネスのコントローラーを固定します。
ステーを使って良い位置に取付けて下さい。
バッテリーからマイナス端子を外し冷却水タンクも外します。
冷却水タンクは真直ぐ上に引張ると抜けます（マイナス端子を先に外した方が冷却水タンクが外し易いです。）
助手席側のケーブルはフェンダーに沿わせるように冷却水タンクの方に出します。

運転席側にケーブルはエンジンの後側のヒューズＢＯＸの下を車体のハーネスに沿わせてワイパーモーターの下を通しＡＢＳユニット側に出します。（黒いジャバラのホースがケーブルです。写真ではアースをバッテリーのマイナス端子に直接戻しているので２本写っています。）

配線が終わったらリレーハーネスのプラス端子をバッテリーに共締めします。
その後リレーハーネス、バラスト、バーナーを取説通りにそれぞれ接続します。
マイナス端子をバッテリーに接続します。
ＨＩＤの取付けではアースがとても重要です。
アースが不十分だとバーナーのチラつき、不点灯の原因になります。
ボディーアースでも問題ないと思いますが余裕があれば配線を自作しバッテリーに直接戻してやる方法をお薦めします。
バーナーをライトに取付ける前に点灯チェック、バーナーの空焼きをします。
ヘッドランプ内側の曇り防止の意味合いがあるようですが取説には指示されていないので本当に必要なのかわかりませんが、バーナーが安定して光るか確認するために１０分ほど空焼きしました。（空焼きの写真は撮ってなかったみたいです・・・すみません。）

空焼きが終わったら十分バーナーを冷まします。
冷めたらバーナーをヘッドランプに取付けます。
取付ける時はゴムキャップを写真のように裏返して装着します。
こうしないと差込む位置などが何も見えません。
バーナーがライト本体に当らないように慎重に差込みます。

取付けが完了したら再度点灯チェック、Ｈｉ/Ｌｏｗの切替えチェックをします。
動作確認が終わったらリレーハーネスを適当なところでタイラップで固定します。
３５ｗでも十分過ぎるくらい明るくなります。
対向車に迷惑をかけないよう光軸調整をお忘れなく。