キティ ワンオフシフトノブ 取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ワンオフシフトノブを取り付けました。
2
ベースは、3年ほど前に購入したシガーライターソケットに取り付けるルームランプ。電球が切れてしまったので、しばらく放っておいたのですが、キティの頭を握ったときの感触が「イイ感じ」だったので、頭だけを使ってシフトノブとして再利用することにしました。
3
今回重宝したのは画像右側、某オクで見つけた「異径エクステンションアダプタ」。キャロル用には車体側が径12mm×ピッチ1.25、ノブ側10mm×1.25のものを選びました。これオススメです!これが手に入ったおかげで作業が一気に進みました!!1個800円くらい。他に使用するのは、ノブを取り付けたときの角度を固定するためのナット(使うのは1個だけ)です。ナットは2個で400円くらい。
4
折角なのでイルミネーションすることにしました。白色高輝度LED3個を直列につなぎ、定電流ダイオード(CRD)10mAを2本並列使用で、20mAで点灯させます。使用したLEDの照射角は、拡散型とはいえ70度と狭かったので、
・なるべく広範囲に照射できること
・3個を束ねたとき、アダプタの径より
大きくならないこと
が必要です。結果、各LEDを45度ずつ傾け、渦を巻くようにして束ねることで解決。計算では70度の半分の35度に45度を足すと80度。全体では160度になり、頭全体が光ってくれるはずです。LEDを束ねる方法は、テキトーな発泡材の上に、目安となる正三角形を描き、これまたテキトーに刺して、三角定規をあてがいながらカタチを整え、エポキシ系接着剤で固めました。
5
束ねたLEDをアダプタに固定します。LEDとダイオードは基板を使わず空中配線。アダプタは金属(真鍮)製なので、イルミのマイナス側電源はアダプタを経由して接続。どうやらシフトレバーはマイナスに接続されていないので、シフトブーツ内で、レバー根元の一部の塗装をはぎ、配線をタイラップで固定、ビニルテープを巻くようにし、外から見えるのはプラス側の配線だけにしました。マイナス側には圧着端子をつけ、アダプタの一部を削り3mmのタップを立ててビスで固定。カタチが崩れないようエポキシ系接着剤でモールドしておきます。ちなみにリード線に黒色を使っているのは、車内引き込みの際に目立たなくするためです。
6
キティの頭に水を入れて容量を測ったところ30ccくらい。エポキシ系の接着剤は主剤+硬化剤あわせて40gほど使うことにしました。キティの頭をマスキングして段ボールに固定。接着剤をキティの頭いっぱいに流し込み、5で作ったパーツを差し込んで硬化まで一晩放置します。接着剤も40gともなると、化学反応の発熱が予想以上にすごい!中心部はおそらく100度前後まで上昇していたと思います。LEDは電子部品の中でも比較的熱に弱いので壊れないかと心配でした。キティの頭は予め洗浄していますが、水分が残っていたりすると水蒸気爆発が起こり危険、水気をきちんとぬぐっておきました。レジンもそうですが、本当は1回あたり1cmくらいの厚みが限度らしく、それを超えると触れないくらいに発熱し、折角の素材を台無しにしてしまう可能性もあります。
7
はみだした接着剤はカッターを使って丁寧に除去。指輪なども当たる部品ですから、表面の色落ちと傷防止にポリで塗装して完成。ぎっしりと樹脂が詰まっていますので、重さも予想通りいい感じ。画像は車輌に取り付ける前の点灯確認です。
8
これまで使用していたレッツオと交換です。
キャラクターモノの傘の柄の部分や、
お土産の人形など、
香水や芳香剤のボトルなど
結構いろいろノブにできそうです。
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