いやー、早いモノで納車から1ヶ月ちょっとが過ぎました。1200kmほど走行をしていて、点検でエンジンとミッションオイルを交換しました。
まず驚いたのが指定粘度が0W-20ってこと。燃費とのせめぎ合いもあるでしょうけれど、サーキットとか走るならもうひとつの推奨粘度の5W−30が無難でしょうね。説明書の記述もタービンメーカーと自動車メーカーでの落としどころって感じもします。
そしてもっと驚いたのがこれ。
車載のレンチがナットサイズと合わないという。現在はレジェンド用の代替品への交換がメーカーから指示されているようです。輸入車ですからね……、って500万円のクルマにしてはお粗末さまで。
そんでもうひとつ話題になっているのがダクトの穴。フェンダー上部にダクトがあるのですが、実質的にこれがお飾り状態なワケです。きっと公道上の環境にも合わせてはあると思います。
これ、以前お仕事で近くで見学させていただいたポルシェ911GT3 RSのフェンダーダクトです。もうフェンダー上から完全にトレッド面が見えちゃってます。場所は違いますがダクトってやるならこうでないと無意味なんじゃないかなと。
タイプRのダクトはきっとエンジンルームの排熱作用も狙えるものかとは思いますが、現在のところあまりその効果はなさそう(ボディを流れる空気の整流ってだけなら意味あるのだろうけれど)。
ただそのダクトに穴を開けることへのデメリットもそうとう考えたほうがいいのかなって気がします。3000万円近いGT3 RSのような割り切りをタイプRに求めるのも酷かなーと。だってメーカーが莫大な開発費を割いて風洞などで実験しているワケで、ユーザーが簡単に空力を考えるのも危険な気がします。ドア前のフェンダーのダクトも、本当に穴を開けたらタイヤハウス内の小石からなにからすべて飛んできます。レーシングカーではありませんから、そこまでやる必要はないかなと個人的には思います。
以前無限(M-TEC)の開発の方とイベントでお話しましたが、一部分だけ迂闊にエアロを弄ったりするのはやめてほしいと言ってました。それくらいバランスの取れた状態で出荷されているそうです。風洞実験でもかなりご苦労されたようで、純正の完成度98%を無限エアロで99%に引き上げるくらいのレベルって感じのようです。
んまっ、細かいことはどーでもいいっす。内容考えればこのクルマはかなりのバーゲンプライスですもの。ザックス製のスムーズな足回り、とんでもないトルクを絞り出すエンジン。EK9〜FD2までのドメスティックなシビックタイプRとは違うかもしれないけれど、乗っていて楽しいクルマだなーとは思います。
とりあえずFSW行きたいな。笑
Posted at 2016/04/04 12:56:01 | |
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