最近新居を探しております。
そんな中で気になったこと。
やたらと契約前に入金を迫ってくる業者さんが多いんです。
最もオーソドックスな流れとしては・・・
【内覧】→【申し込み・審査】→【重要事項説明・契約】→【入金】→【引き渡し】
なのです。しかし私が訪れた5社のうち3社は・・・
【内覧】→【申し込み・審査】→【入金】→【重要事項説明・契約】→【引き渡し】
の形を取ろうとしてきます。
宅建業法では宅建主任者からの物件に関する重要事項説明が義務づけられています。
「ペット禁止」とか「退居時の原状回復はこれくらいの範囲でお願いします」とか。
その説明を宅建主任の資格を持ったプロに聞いてから契約、入金が本来のあるべき姿なのです。
ところがまず全額諸費用を入金させ、その後に重要事項説明を行う業者がやたら増えています。
これにも裏側があって「キャンセルするかもしれない客に契約書を用意するのが大変」とか、
「実際お金をしっかり払ってくれるのだろうか見てみよう」なんて思惑もあります。あとは営業成績ね。笑
最近は契約するだけして入金せずにとんずらとか、家賃の未払いなんかもありますので管理会社、大家さんとも不安になるのはよく理解出来ます。
ただですね、賃貸契約書なんて一字ずつ毎回打っている業者なんかいないわけですよ。ひな形があって諸条件の部分だけ変えてるだけ。それをめんどくさいってのは怠慢じゃないですかね。管理会社は散々借主を疑ってきますが、私からしたらこんな腰の重い管理会社こそ疑ってかかりますね。
契約というのはなにも賃貸に限らず自動車もそうですよね。「修復歴」「走行距離」「機関の状況」などのデータの説明があって、初めてお金を支払うわけで。単純にクルマを見ただけでお金は払わないですよね。ミントコンディションだと思って買ったクルマが、実は「修復歴あり」で「全塗装済み」なんですとお金を払った後に言われたら取り返しのつかないことになりますよね?それと同じことなんです。どんな条件があるかも分からない物件に関して、「それではあなたを信頼して全額払います」ってのは冷静になればおかしなお話だと思いませんか?
首都圏では特にこんな賃貸契約がまかり通っていますが、心配ならば契約日に現金払いなども対応してくれますので聞いてみるべきですよ。少なからず応じてくれるお店はあります。企業に対する監視の目の強いご時世ですので、しらばっくれて返金しないなんてことはまずないと思いますが、決して安い金額ではないので石橋叩く覚悟も必要かなと思います。「入金=契約の意思あり」だから入金したものは返還しない、と判断されてもおかしくはないので。重要事項説明を行わないで賃貸契約を結んだと言い張るならばそれは宅建業法違反ですけどね。笑
クルマに関係ないブログですいません・・・笑
Posted at 2015/01/27 01:04:07 | |
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