リアワイパーを立てる⁉

BMWの「G31」では、リアワイパーが立てられない仕様になってます・・・何故に(。´･ω･)?

立てたまま走行したら危ないから？

コストダウン？

立たせてはいけない理由は分かりませんが、やはり立てられた方が大雪や洗車後の拭き上げ時にも便利ですし、ブレードゴムの変形や破損も防げます。

そこで、形状が似ていてブレードの長さも同じ、先代「F11」のアームなら、立てられるし流用ができるのではないかと思い付き、移植してみる事にしました(｀･ω･´)ゞ

まずは根元のカバーキャップを起こし、13mmの固定用ナットを外して、全体を上下左右にグラグラ揺らしながら標準装備のワイパーアームを引っこ抜きます(;^ω^)

しっかり嚙み合っているので固着しているかのようにキツいですが、コツを掴めば専用の取外し工具なしでも簡単に外せます。

中古パーツで用意した「F11」のリアワイパーアームと比較してみました。

上が「F11」のアームで下が「G31」のアームです。

「F11」の方が若干細く薄めで小ぶりでしたが、長さはほとんど同じ位です。

実際に「F11」のアームを取り付けてみたところ、思った通り外観上の違和感はほとんどありません(^^)v

但し、ブレードの取付け位置が若干内側にズレている為、ガラスの拭き取り面が5㎜程内側になってしまいました。
それでもドラレコのリアカメラ視野はカバーしてますし、十分許容範囲内です(^^)v

このところの雪や雨で車体がかなり汚れてますが、この確認がしたくてあえて洗車していませんでした(≧▽≦)

ガラス拭き取り面の汚れの段差、写真で分かりますでしょうか(･ω･)?

フロントは従来通りレバーを下への長押しで、アームを倒立位置に停止させて立たせることができますので、これでリアワイパー含め全部のワイパーを立てられるようになりました。

ブレードの交換もやりやすくなりますし、洗車時も楽になります(^o^)丿

ネットで調べてもこの手の情報が全く無く、逆にリアワイパーそのものを撤去してしまう人もおられるくらいですので、一般的には必要無い事なのかもしれませんが、同じ悩みを持ち検討されてる方の参考になれば幸いです<(_ _)>

ちなみに、「G31」に装着されていた純正リアワイパーアーム可動部に埋め込まれている、ストッパーのような樹脂パーツを外して実験してみましたが、構造的に立たせる事は無理みたいでした。
(むりやり立たせようとして強引に引き上げても破損しないように、このパーツを詰め込んであるみたいです)

メーカーとしては、意地でも立たせたくないみたいですね(;^ω^)