993 ステアリング交換(エアバッグとホーンの処理)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
純正ステアリングの感触も十分楽しんだので、そろそろお気に入りのステアリングに交換することにする。
エアバッグ外しにはトルクスT30Hの、ちょっと先の長いのが必要。
2
エアバッグを取り外すと、あとはホーンの配線が2本。
ステアリングシャフトのナットは24mm。
手前のプレスされたアルミ板を後ろの接点に押し付けるとホーンが鳴るが、例によってゴムがヘタって勝手にホーンがなるので、アルミ板の後ろにスポンジを貼り込んで誤魔化してある。
3
964前期用の安いMOMOボスを使用して社外ステアリングに交換する際に用意するのはこちら。
ポルシェセンターで買ってきた964前期、964RSなどのホーン接点と、エアバッグユニットの自己診断を騙す自作のダミー抵抗。
抵抗値は2.3Ω。直列に入っているヒューズはエアバッグが作動したときのためのもの。あってもなくても良いような気がするが、一応入れておいた。
4
ダミー抵抗はこのように差込み、
このあと、抜けたりショートしないようハーネステープでしっかり保護して、インパネの中に押し込んで隠して終わり。
念のため書いときますが、差し込む向きは関係ありません。どちらでも。
5
ちょっと面倒なのがこちら。
964後期ではエアバッグ車もホーン接点の後ろのカプラに配線とメス側カプラがあり、接点を差し込むだけでホーン配線は完了だったが、モデル初期からエアバッグ装備の993では当然ながらそれは省略されている。
ホーン接点のピンに配線を繋ぎ、別経路でオレンジ色のカプラまで配線を引く必要がある。
6
このようにカプラの後ろからホーン接点配線を引き出しておき、
7
オレンジ色のカプラの、茶/白配線に接続。
グランド側配線(茶)をこのカプラの先でグランドに落とす必要があるのか、組み付ける前に仮配線でテストしたところ、必要なし。
茶/白配線をホーン接点に接続し、ホーンボタンを押したときステアリングシャフト(グランド)に接地することでホーンが鳴ることを確認。
8
諸々の部品を元通りに組み付けて、完了。
自分は、964でも993でも、ステアリングが純正のままだと足を基準にポジションを合わせるとどうもステアリングが遠いため、スペーサーで15ミリほど手前にして社外ステアリングを装着。
エアバッグの慣性が無くなり、クルマの反応がよりクイックに感じ、
手前になったことでより親密になって、満足。
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