ホンダ・アコードハッチバック(2代目)その1
投稿日 : 2012年01月21日
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とある方から、当時のカタログの貴重な画像をいただきましたので掲載します。
私が初めて購入したクルマです。1983年3月に新車で購入。29年が経過し、当時のことを忘れない前にと思もい、フォトギャラに掲載します。
当時アコードといえば、おじさんの乗るクルマというイメージがあり、私も車を買うならレビン(TE71)を考えていましたが、仕事の関係でホンダ車を買うことになり、選んだのが2代目アコードハッチバック(前期)で、このグレードの1800LX-T。色は赤。
初めて買ったクルマ、色々なことや出会いがあったクルマ、いい意味や悪い意味でも、色々経験をさせてもらったクルマ、生涯忘れることの無いクルマです。
この画像はオプションのサンルーフ搭載車です。
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この画像は、最上位グレードの1800EX-Tで、オプションのアルミホイール装着車です。
逆スラントノーズが当時のBMWを髣髴させます。
フェンダーミラーにメッキモールが施されている程度で、外見は1800LX-Tと殆ど変わりません。外装や装備がすべてのグレードで殆ど同じというのが当時のホンダ車の特徴です。
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サイドビューは、当時の2代目セリカXXを一回り小さくして、エッジを丸くしたイメージです。
カタログに「日本初の大型樹脂バンパー&フロントスカート」と書かれています。
ホンダはいち早く樹脂をバイクやクルマに採用しました。かつて、樹脂製品を採用したスーパーカブが爆発的に売れた事も有名です。
当時、このクラスでトレッド1,420mmというのも特筆すべき点であったと思います。
それと、メッキモールが多用されていることや、サイドモールのデザインがとても気に入ってました。
ちなみに、私が、最近のクルマを好きになれないのは、サイドモールが付いていない。バンパーが飛び出していないのが一つの理由です。
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エンジンは直列4気筒 CVCC-II SOHC 1.8L 最大出力97PS/5,300rpm 最大トルク14.3kg-m/3,500rpm
今から思えば非力なエンジンですが、低速トルクがあり、900kg程度の車体には十分なパワーだったと思います。
燃費も片道20キロの通勤に使っていましたが、平均12km/L、長距離走行時だと16km/Lは出ていました。
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今では、バンパーから上の部分が開くのが当たり前ですが、当時のハッチバック車はこういう開き方が主流でした。
今見るととても違和感を感じますが、バンパーから上が開くとバンをイメージするので、これがスポーティーに感じたのではと思います。
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当時は、高級車しかパワステ採用することがなかったのですが、殆どの車種やグレードにパワステを採用したこともホンダ車の特徴です。
すえ切りがとても軽く、小指一本でもまわせるような軽さ、でも高速ではしっかり安定したハンドルでした。
ロック・ツー・ロックが2.7でクイックでシャープ。しかも、車速に応じてロック・ツー・ロックが変化し、低速ではクイックに高速では安定したハンドリングを味わうことができました。
いまだかつて、あのハンドリングを味わえるクルマには出会っていません。
私が購入したのは5速MTでしたが、ATは☆レンジが付いたホンダマチックと呼ばれたもので、セミオートマのようなATでした。
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ステアリングは衝撃が加わると前に折れ曲がる構造です。
エアバックも無い時代でしたので、これでも安全性はある程度確保されていたと思います。
私自身、事故で命を落とさなかったのも、この機能のおかげだったかもしれません。
メーターパネル周りについているスイッチは、リアウィンドウデフォッガー、ハザードランプと、今のクルマでは見かけない、パーキングランプだったと思います。
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低グレード車でも内装の質感がとてもよく、とても温かみがあるイメージでした。
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