ガソリン警告灯 『パンダ君』 完全自動化編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2012年4月頃に不具合が出て、
2012年8月頃に完全改善に至らなかった
〝ガソリン警告灯 パンダ君〟
ガソリン警告灯のアノード側に付けた配線が何故VSAに反応したのか考えてみました。
考えられる原因は、おそらく個々の警告灯がマイナス側の制御なのでは……!?
だとするとトランジスタをマイナス接続用のA1015にして、カソード側に接続したほうが良い事がやっと解ってきました。
2
配線の修正案をまとめたイメージ図です。
A1015はベースから電気を吸い取られるとエミッタからコレクタに電気が流れるトランジスタ(PNP型)です。
前回とは逆に電気が流れます。
なのでガソリン警告灯のマイナススイッチに反応してA1015が通電し、リレーが作動します。
3
A1015のベースからとはいえ、メーターの基板に電流を流す事になるので、どの位かテスターで計測することにしました。
リレーに12Vを流した時A1015のベースからの電圧は0.00Vでした。
あと気になる電流は0.22mAでした。
これならメーターの基板を破壊することはなさそうです。改めてトランジスタの便利さを実感しました。
4
前回使用したリレーと基板を再利用します。いらなくなった電子パーツを取り外して、
トランジスタA1015と整流ダイオードをハンダ付けしました。
自作リレーの修復完了です。
5
さて、何回やってもドキドキするメーター周りの取外しです。
一体型のカバーを外すさないとメーターを取り出せないんですが、以前取付けたスロコンの配線が邪魔で取外せません。
スロコンを外す際にはいくつか注意点があったはず… 説明書を見ると…
「スロコンの表示をnorモードに切り替えてからエンジンを切り、約15分後に取り外します。」とあります。
「あぶねー !(>▽<; )!」
危うく外してしまう所でした。
この作業を怠るとエンジン警告灯がついたり最悪の場合アクセル開度の誤作動がおきたりするそうなので、スロコンを外したくなった人は気を付けましょう。
6
メーターが外れたらさらに分解して基板をとりだします。
ガソリン警告灯チップLEDの角が三角に凹んでる方がカソード側です。ここに配線をハンダ付けします。
前回付けた青線は外しても良いのですが、
何所にも接続せず絶縁して放置しました。
※同作業をされる方は、自己責任でお願いします。
7
配線の接続が完了しました。
ガソリン警告灯は点灯していない状態なのでVSAスイッチ入れてみることに…
手動LEDスイッチをONにしてもパンダ君は白点灯のままでした。
一先ずは合格です。
後はガソリン警告灯に反応するかですが
この時はまだ9割型満タンだったのでガソリンが無くなるのを待つことに……
8
待つこと約一週間、やっとガソリンが無くなりました。
手動LEDスイッチをONにしてみると……
パンダ君は無事赤点滅しましたー (^.^)/
手動LEDスイッチはもう必要ないのですがなにか違うことに使えると思うので、それまでこの状態にしておきます。
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