車速連動自作オートライト
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
どーもぉ、あず旦那です。
突然ですがこんなんポチリました。
CEP(コムエンタープライス)
12V用車速スイッチキット
名前の通り 車の速度に反応してスイッチングできる出来る商品です。
これを利用して車速連動オートライトを作ろうと思います。
クロスロードには元々オートライトがついてますが、残念ながら車速には反応していません。信号待ちでライトをスモールにしたい自分(関西人だけらしい)としてはある意味夢の商品です。
2
Dの方にディマースイッチ周りの配線図をいただき略画を作成しました。
ロー、スモール、OFFの配線がアースに接続していない状況になった時にAUTOになるようです。
つまり夜間の走行中はこの通常のオートライトを利用し、停車した時のみ車速スイッチキットでスモール配線をアースに接続できれば車速オートライト状態になります。
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しかしその状態では昼間も停車中にスモールになってしまいます。
そこで光センサー(CDS)を使い昼間はスモール配線をアースに接続出来ない様にします。
それと夜間走行後、停車した直後から約3秒後にスモールへ切替出来るようにICタイマーを追加しようと思います。
さらにエンジンOFF時にもスモール点灯しないようにACCに連動したいと思います。
以上の条件を考慮して最終的にまとまったのがこの配線図です。
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ディマースイッチの根元の配線群からスモールの配線(灰)とOFFの配線(橙)を自作の分岐ユニットに接続します。整流ダイオードが入ってるので万が一の逆流を防ぎます。
取付け箇所は狭いスペースなのでハンダで接続します。
車内のハンダ作業になるので、トラブルのないよう、ハンダの受け皿は養生テープなどで固定し、ヘルピングハンズで配線を確実に止めてハンダします。最後にハンダ前に予め仕込んでおいた収縮チューブで絶縁します。
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昼間停車した時にスモール点灯させないために今回初採用した光センサー、CDSセル10φ(ROC SEN-5003)です。
テスターで計測してみると昼間明るい所で約1kΩ、夜暗い所で約1000kΩの抵抗でした。
この抵抗の差を使ってトランジスタC1812でスイッチングします。
ケースは小型のモーグルケースのフタをカットして透明アクリルを両面テープで接着しました。
この光センサーユニットとチャタリング対策用にエーモンのユニット用リレー(品番1558)を使いスイッチングします。
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運転席で調整できるように、設定ボタンと調整つまみ、それとユニットの主電源スイッチです。
かなり狭いスペースでしたが、なんとか詰め込みました。
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そして今回のメインユニットです。車速スイッチキットと光センサーにつないで停車時に、自動でライトON/OFFしてくれます。
4つのリレーがスモール配線のアース接続の有無を制御しています。いずれもスモール配線のアース接続を0FFにします。
リレー1 …0km以上のスピードで動作し
スモール配線を0FF
リレー2 … ディマースイッチをOFFで動作し
スモール配線を0FF
リレー3 …停車時0kmで設定した数秒間動作
してスモール配線を0FF
リレー4 …昼間明るい時に光センサーに反応 して停止しスモール配線を0FF
ACCと連動しているのでキーOFF
にしてもスモール配線を0FFにし ます。
これら全てを接続して自作の車速連動オートライトユニットというわけです。
これを取付けしてすべて完了です。
8
ディマースイッチをAUTOにしてテスト走行しました。
夜間停車中はスモールが点灯します。
夜間走行中はリレー1が働いて通常のオート(ro)が点灯します。
夜間走行後停車した直後はICタイマーでリレー3が働き継続して通常のオート(ro)が点灯します。その後、設定した秒数後(停車して約3秒後)リレー3が停止してスモールが点灯します。
昼間停車中は光センサーに連動してリレー4が停止し、通常のオート(OFF)になります。
夜間停車中は光センサーに連動してリレー4が働き、スモールが点灯します。
さくっと説明しましたが実のところここまで仕上げるのに失敗の連続でした。
今回のテスト走行は良好だったので車速連動オートライトついに完成しましたー。
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