H20A エンジン エアコンパワステベルト交換
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そろそろ、エアコン+パワステのベルトのヒビが目立ち、雨の日にエアコンSW,ONにすると、キューという滑り音も出てきたので、交換することにしました。
使うベルトは、自動車部品屋さんで購入した、BANDO製の4PK1080のVリブドベルトです。
金額は、勤めている会社のつてで1、700円の卸価格です。
ディーラー等ですと、2、200円くらいのようです。
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使用した工具は、12ミリのめがねレンチ・10ミリのヘキサゴンレンチ(6角)・細め短めのパイプの3つだけです。
画像では、オフセットのめがねレンチですが、ストレートレンチのほうが作業しやすいです。
ヘキサゴンレンチは、普通のL型タイプでOKです。
ベルトの張り調整の時に、ヘキサゴンレンチを使用するのですが、力をかけやすくするためにパイプで延長して使います。
私は、前に乗っていたシビックの車載工具のプラグレンチを使いました。
細め短めのパイプでしたらなんでもOKです。
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上側から見たエアコン+パワステベルトとテンショナーです。
上側からでは、ラジエーターホースとファンシュラウドが邪魔ですので、もぐって作業しました。
日本人標準体型の方でしたら、ジャッキアップの必要はありません。
背中が、汚れないように段ボール等を敷くだけでOKです。
しかしH20Aエンジンは、作業しにくいレイアウトです。(FRベースとはいえ狭いっす)
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下側から見た映像です。
まず、テンショナーの12ミリのボルト2本を緩めます。(緩めるだけで外さないでOKです)
するとテンションフリーになりますので、ベルトを取り外します。(手でテンショナーが上にずらせます)
ベルトを外すとき少々知恵の輪的ですが、簡単です。
その際、ラジエーターファンは取り外さないでOKです。(ベルトレイアウト的に、関与していないので大丈夫です。)
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取り付けは、新しいベルトを上側から、PSポンププーリー、エアコンコンプレッサープーリーより内側のポンプ寄りに仮引っ掛けます。
次に、ベルトの背がテンショナーの下にくるように通します。(外れやすいので、棒、ガムテなどを使って根気よく作業してください。)
次に、クランクプーリーに引っ掛けます。
そして、下にもぐり、下からもう一度、クランクプーリー、エアコンコンプレッサープーリーに掛け、
次に、上側から仮止めしておいた、PSポンププーリー、エアコンコンプレッサープーリーの溝に掛けます。(イライラせずに根気よく・・・テンショナーを一番上までずらしたほうがいいです)
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すべてが掛け終わったら、4つの溝にきちんと全周掛かっているかチェックします。
OKでしたら、テンショナーを固定する2本のボルトを締め付け始まるギリギリまで、軽く締めます。(本締めのときにレンチを振る角度が少ないので、すぐ締め始めができるようにです)
テンショナーの6角穴(2本のボルトの真ん中にあります)に10ミリの6角レンチを挿しパイプで延長して、上に押します。(この時も、振る角度が少ないので、挿す角度に注意)
6角レンチを上に押したまま、ベルトの張りを見ます。クランクとエアコンの中間を親指の腹である程度力いっぱい押して、7mmほどたわめばOKなので、OKでしたら、テンショナーの2本のボルトを締め付けます。(エンジンオイルのドレインボルトを締める程度のトルクでOKです)
これでOKですが、ミスの無いようもう一度、溝にきちんとはまっているか、張りが緩くないかチェックします。
エンジンをかけ、3000回転ほどに保ったまま、エアコンのSWをONにして、キューと鳴かなければOKです。鳴く場合は、もう一度、張り、溝をチェックします。
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