純正フォグランプバルブ交換
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4型、XC(限定車)標準装備のシビエ製フォグランプのバルブ交換です。現在、中古品(XC用)のフォグランプ本体のみ(純正ハーネス無し、市販スイッチ)の状態なので、H1バルブ(55W黄色)、フォグ用リレー(30A)、純正スイッチの取付けをおこないます。
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この純正フォグランプは基本的にはシビエSCモジュラーなのですが、特殊なバルブを使用していて市販のH1バルブを使用することはできません。そこで、H1バルブが使えるように加工しました。まず、純正フォグはバルブとソケットが一体なので、バルブ傘部のスポット溶接を剥し、バルブのみを取外します(本体形状はH1と同じ)。ソケット側にはバネ状のものが残りますが、これで正規SCモジュラーのソケットと同形状になります。この状態でもH1バルブは取付け可能ですが、接触不良をおこさないためにバネの形を整えておきます。(もっと簡単にH1バルブ仕様のコネクタを購入する方法もあります)
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今回使用したH1バルブは55W(100W相当品)のため、純正35W仕様のハーネス(室内は既存のハーネスを利用)ではちょっと不安です。そこでリレーハーネス(ミツバ・ホーン用30A)を追加し、バッテリーから直接12Vをひきます。新規のハーネスは、バッテリー、フォグ×2、スイッチ、アースへの5本だけですが、既に後付けハーネスが何本もあるので、まとめて配線するのが面倒でした。黄色いものがリレー本体で、ヒューズを通ってバッテリーにつながってます。スイッチ用のハーネスは、フロントサポートから室内助手席側へグルッとひと回りしてます。XCグレード(標準フォグ付き)ならこれで終了です。
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室内(グローブBOX裏)だけは、XGグレードでも元からフォグ用ハーネス(+12V)がきているので、そこへリレーからのスイッチ用ハーネス(赤色)をつなぎます。そうすることによって、純正フォグランプスイッチの利用が可能になります。(最初から、定価でオプションのフォグを購入すれば、こんな苦労はありませんが…)
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次に、オーディオ横にあるコネクターに純正リレー(95572-63C00 \1,300)を差込みます。リレーにつながる電線の細さを見てしまうと、絶対にフォグ用リレーが欲しくなります。
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最後に、インパネ右側裏まで来ているコネクターに純正フォグスイッチ(37270-75F10 \2,700)を接続し、ブランク穴に差し込めば完成です。これで、ハーネスの容量に関する問題は無くなります。ただ、発熱量の増加(100W相当品)によりリフレクターが歪む可能性があるので、今後はその点に関して注意する必要はあります(規格外のバルブへの交換は相当品であっても発熱量が増えるので、シビエでは推奨していないそうです)。
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点灯の様子をマーチと比較してみます。マーチ(K12)の仕様は、純正HID+PIAA H3 55W(85W相当)プラズマ・イオン・イエローを外品フォグに装着です。上手く撮影出来てませんが、実際の明るさには感覚的に大差ありません。
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