2022年12月01日
我が息子にがっかり・・・
本日、23歳の息子(次男)のアクセラスポーツの冬タイヤ交換をしました。
次男には、毎度クルマに関してがっかりさせられます!
次男には、私が乗っていたZC32Sスイフトスポーツを35,000㎞くらいで譲り渡しましたが、まず、自分で洗車をしない(ガソリンスタンドで手洗いしてもらっていた)、車を物置替わりにしている、ような奴なので、必ずオイル交換とエレメント交換は規定の距離と期間で実施することを厳守させていました。
自分の若い頃なら、最初に手にした車は雨が降ったあと、若しくは1週間に1度は洗車してワックスをしていたくらい愛着があったものでしたが、次男に「車、自分で洗車しないの?自分で洗車していたら、ここに傷が出来たとか、すぐにわかるのに・・・」と言ったら「傷は、気にしないし、自分で買った車でないから手を掛けない。自分で買った車なら手を掛ける。」と言われました。
今年、6月にスイフトスポーツから中古のアクセラスポーツに買い替えて、手を掛けるのだろうと思っていましたが、鳥フンや虫がボディにベッタリ張り付いていてもそのままで、そのままにしておくとボディにダメージを与えると忠告しても、そのまま、買って半年で洗車した姿は目にしていません。
あまりに車が可哀そうなので、数回私が洗車とワックスをしています。
(本人曰く、自分で数回洗車したよと言っていますが、車に洗車用品、タオルさえ積んでいないのに、どのようにして洗車しているのだ?)
というバカ息子なので、今回は次男が先導・イニシアチブをとって冬タイヤ交換しなさいと言いました。スイスポの時もタイヤ交換の手順や、やり方を丁寧に教えて1本か2本やらせていましたが、アクセラスポーツを中古で購入し、購入後、ジャッキ格納場所をみたら車載ジャッキが入っていなくて、代わりにTENGAが入っていました笑笑
なので、未使用のアクセラスポーツ用の車載ジャッキを購入したので、この際、基本の車載工具でタイヤ交換するように指示し、購入したパンタジャッキを手渡し「まず、何をする?」と問い、「このジャッキで上げる」と答え、「ジャッキポイントは?」と問い、「ここ」とポイントではないところを示し、「マニュアル本を見なさい」と700ページ以上の本を渡し、1ページ目から見ようとする次男。おいおい、と止める私。こういうのは後ろに索引があるので、まず、それを見なさいと・・・。何故か「タイヤ」で調べ始める「ジャッキ」じゃないんかい!と突っ込む父。ジャッキで調べてもジャッキポイントが書いていないという次男。書いていない訳ないだろうと探す父、探し、図解を示し、確認させるが、「やっぱり、ここで間違いない」と言い張る次男。もう一度、図を見ろと指示しても間違いないと言い張る。面倒臭いので直接「ここの出っ張りと出っ張りの間!」と現確させる。他メーカーの殆どは、切欠けだが、マツダ車は半楕円の隆起が目印。次男は本来のジャッキポイント付近の2つのボルトを指していました。
次男がパンタジャッキを手にジャッキポイントに手回しで近づけポイントまで咬ませ、それ以降も指だけで回し続けようとする。「重い、これ以上無理」と。そりゃー1300㎏以上の車体を素手だけで上がる訳ありません。
今まではフロアジャッキを使わせて上げていたので、知らぬとは言え・・・考えれば分かること。
レンチなどはトランクスペースにあると教え、勿論、変わらずトランク内は物置状態で車載工具を取るのも一苦労。
L型レンチを手に取り、「これでしょう!」と自慢げに。まあ、一応合ってはいますが、L型レンチだけでどのようにしてジャッキを上げるのでしょうか?暫く悩んでいたので、フック工具も必要とアドバイス。L型レンチと近くにフックもあるので何で気づかないのか不思議です。
ジャッキアップしようとしたので、またもや、おいおい、と。タイヤが接地しているうちにナットを軽く緩めないとジャッキアップしてからは回らないと、数回教えているのに・・・完全に忘れています。
今回は車載工具でのチャレンジなので、車載L型レンチでナットを緩めるようにと指示したら、L型レンチをナットに被せ、その後、おもむろに、フック工具を手にしてL型レンチの穴に差し込むのではありませんか?
えっ?と私は一瞬固まりました。もしかしたら、この組み合わせで回そうとしているのか?またもや、おいおい、と。L型レンチだけで回すように指示。
今までは十字レンチでさせていました。次男は十字レンチは、どの車も最初からついているものだと思っていたようです。
L型レンチの先端を時計の2時の方向にセットし、一生懸命押しています。その方向なら引っ張るなら分かりますが。まー力が入る訳ありませんよね。先端を10時の方向にセットするように指示。それでも回らない様子。次男の非力さには驚きます。代わりに回してみると力は要りますが普通に回りました。締め付けトルクは120ニュートンで締め付けていましたので、(規定は108~147ニュートン)
至って普通です。
ナットの取り外し、締め付けの対角線ということだけは覚えていたようです 笑
ようやく、ジャッキアップ。ぎこちなく、何とか上げ始め、「どれくらい上げればいいの?指2本分くらい?」と。「夏タイヤと冬タイヤが履き替えられるくらいのスペース、夏タイヤ18インチ、冬タイヤ16インチなので、若干外径が変わると思うので、余裕をもって!」と。
もう、この時点でイライラ度80%くらい。いちいち聴くなと思い始めて、次男がスタッドレスタイヤを見て、「このタイヤ、今までのタイヤと違う?」と聞いてきた。こいつ、どこまで自分の車に無関心なのかと!
アクセラスポーツを中古で購入したのが、今年の6月。購入時に装着していたのが、2018年製造の5シーズン目の16インチのスタッドレスタイヤ。通勤で月2000㎞以上走るので、今年の冬を迎える頃には12,000㎞以上になるので、車購入時に今シーズンだけ頑張って、このスタッドレスタイヤで乗り切って、来シーズン冬の始めまで、このタイヤでいけるかどうかな?と息子にアドバイスしていて、実際冬前にスタッドレスタイヤの溝やゴムの劣化具合を見て、今シーズンの冬は厳しいと判断しました。
自分の車だったら、夏に冬タイヤの装着も許せないし、純正サイズが18インチで16インチのアルミも許せないので、この機会にと思い、アップガレージのサイトを閲覧していたら、アクセラスポーツに似合いそうな中古アルミと新品のタイヤセットがあったので、
一旦、夏タイヤ・アルミホイールセットを買って、同時にスタッドレスタイヤも新調して履き替えようと次男に相談して、今秋に私が夏タイヤ・アルミセット(18インチ)をネットのアップガレージさんから購入して、冬タイヤから夏タイヤにインストール、新しいスタッドレスタイヤはネットでオートウェイから購入し、私のソニカ(軽自動車)に16インチの既存のスタッドレスタイヤセット4本と新品のスタッドレスタイヤ4本の計8本を無理やり積んで、隣の市の工場で入れ替えしてもらい、廃タイヤ処分し新品のスタッドレスタイヤを持ち帰り自宅の物置に保管していました。
この経緯を次男に報告していたのにも関わらず、「あれ、俺のスタッドレスタイヤって、タイヤのところに黄色線や青い線入っていたっけ?」と語る始末。馬鹿が見たって、触ればゴムもヤワヤワだし、走っていないから、接地面も綺麗だし、新品の証の認線もありますよね。
一目見て、5シーズン走ったタイヤか新品のタイヤか分からないかね~。それも、タイヤ変えるって言っていたし・・・。いくらかでも安く済まそうと努力しているオヤジの苦労って、全く伝わっておりませんし、無関心過ぎる。
冬タイヤを装着するときも、アルミのスポークの上の方を持つ始末。タイヤの下脇を持つように指導。非力な次男。アルミの穴とハブボルトの位置を合わせるのは流石に分かっていますが、タイヤを持ち上げる際に身体が正面を向かずに横を向いて持ち上げて、左右均等に持ち上げられないので穴がズレます。その体勢で数回チャレンジして偶然、穴とハブボルトが一致して収まりましたが、私が「ちゃんと、正面を向いて、穴の位置を確認しながら入れないと、変に入れるとハブボルトに負荷が掛かって最悪折れるよ」と忠告したら、次男曰く「ちゃんと穴みているし、正面向いているよ」だそうです。
正面を向いて作業していれば、足のつま先は逆ハの字になっているはずで、次男のつま先は両足とも時計の9時の方向を向いていて、そうなると体の向きも9時の方向で且つ、力が無いので、タイヤを身体に引き寄せているので、穴を見ることはできません。
ナットの締め込みも次男がL字レンチで行いましたが、「これ、締まっている?」と、どう見てもレンチの頭が浅くしかハマっておらず回しています。「しっかり奥まで差し込まないとナットの角がナメてダメになる」と指導。
ジャッキダウンの時には「下すときには、ゆっくり下すの?」と次男が。私の頭の中で?マークが。一瞬何言っているんだと思いましたが、すぐに思い違いしていると気づき「ゆっくり下すのは、フロアジャッキの時ね」と・・・。彼の頭のなかでジャッキダウン時は「ゆっくり」と刷り込まれているようです。
接地し、本締めのとき。非力な次男の精一杯の力で締め込み。最終で確認をお願いと頼まれ、普通に締めこむと多分100ニュートン未満の締め込み具合。
今まで私も締め込みは十字レンチでの「テルクレンチ」の経験上の感覚でしたが、最近トルクレンチを購入したので、今回は130ニュートンでの締め込みでセット。次男に1本だけ130ニュートンでの締め込みをトルクレンチで させましたが、「カチッ」と聞こえません。130ニュートンまでの力が入らず断念。力が無いのにも程があります。
この時点で、次男から一服休憩の申請。次男が休憩中に次の1本を私が5分くらいで完了。
当初の予定では、4本とも車載工具でタイヤ交換をさせようと考えていましたが、タイヤ1本交換するのに、かなりの時間を要してしまいましたので、次男には十字レンチとフロアジャッキを使用させ、次の1本だけ締め付けとタイヤセットを除き実施させました。もう腰が限界とのことで、後は私がタイヤ交換することにしました。
その後の、夏タイヤとアルミの洗浄、タイヤの側面、接地面、アルミの隙間や裏面まできっちりと洗浄、タイヤの小石も取り除き、水分を拭き取り、磨き、保管。タイヤ交換自体は通常4本で20分から30分で終了しますが、この洗いのほうが1時間程度かかって大変です。ここまでして「タイヤ交換」だと思っています。
次男に手伝わせても良かったのですが、次男曰く「限界」とのことで、その後は茶の間で爆睡していました。次男に手伝わせたとしても「ガサツ」なので、洗いも撫でるようにしか洗わないので、二度手間で、私の精神衛生上、よろしくないので丁度良かったかもしれません。
18歳で自動車の免許をとった次男。23歳の男子が自分の車のタイヤ交換すら満足に出来ない現実。自分の頃の年代では考えられないこと。
今の大半の車はパンク修理キットでのリペアでしょうが、そうでない車や古い車は、応急タイヤを積んでいます。万が一、そのような状況になった場合に出来るようになっておかないとダメだと思いますし、職場によっては自前でタイヤ交換をしなければならない場合も多々あると思います。結婚して妻にタイヤ交換をお願いされたときに、これら全てにおいて「出来ない」、今回の次男のようでは、男として、かっこ悪すぎです。
次男のケースで言えば、スイフトスポーツやアクセラスポーツのライトチューンされた車両に乗っていて、タイヤ交換、ジャッキアップさえ出来ないドライバーはあり得ない、笑われますよね!
付け加えれば、スイフトスポーツから乗り換える車を検討する際に、次男は第1候補にトヨタ86かスバルBRZ、第2候補にNDロードスター、金があれば現行スープラもイイよね と。全て予算が無くて断念しましたが・・・それもATで。(免許はMTもOKなのに)
当時、私が所有していたMTのカプチーノも結局運転していません。
もっと言えばスイフトスポーツのシート座面も一番高いところに調整して運転していました。(普通は逆にシートをローダウンするなら分かりますが)
要は、次男は、見栄えが良ければイイ、走りは追及しない、走る楽しさは二の次で良い。私からすれば「シャバ僧」(死語)という言葉がピッタリな男です!
こんな奴が、86がイイとかNDロードスターがイイとか言う資格がありません。
この手のクルマは乗って、走ってナンボでしょうが(怒)
・・・という愚痴でした。
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Posted at
2022/12/02 03:00:53
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