GJアテンザ(ディーゼル)バッテリー交換
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
購入後3年、走行距離57300km、i-stop時間277時間30分となり、このところの気温低下も重なって、充電優先でi-stopできない旨のインフォメーションが毎日表示されるようになりました。
ディーゼルエンジン&充電制御車&アイドリングストップ車とバッテリーには負担のかかる車です。
対応バッテリーの値段もこなれてきたので早めにバッテリー交換することにしました。
GJアテンザディーゼル対応バッテリーの中から選んだバッテリーはBOSCHのハイテックプレミアム(HTP-T-110R/145D31R)。
価格はネットで送料込18000円程です
2
GJアテンザは昔の車のように単純にバッテリー交換はできません。
バッテリー交換前にすること。
1.暖機運転(水温70℃程度が理想)【バッテリー交換後のi-stop初期学習を効率よく行う為】
2.バッテリーの作動回数(充放電積算量)の初期化
(1)ドアをすべて閉める
(2)ブレーキを踏まずエンジンスイッチON(エンジン停止状態)(ACCではない)
(3)(ブレーキを踏み)シフトをNレンジへ
(4)ブレーキを踏みこんで
5秒以上アクセルを踏み込む⇒液晶ディスプレイに警告メッセージ(写真)点滅⇒アクセルペダルの踏み込み/開放を3回⇒警告メッセージ消灯
3
以上の作業が済んだら旧バッテリーの端子を外し、取り出します。
約20kgちょっとあるのでかなり重いです。
新旧バッテリーを並べてみました(大きさ、重さはほぼ同じです)
旧バッテリーはGSユアサ製。
BOSCHには取っ手がついていて便利。
4
新しいバッテリーを収め、先ずプラス端子を接続したあと、次の手順でi-stopの初期学習を行います。
1.バッテリーのマイナス端子が外されている状態で5分間以上経過していることを確認。
2.電位センサー(写真赤○)のコネクタを抜く。
3.バッテリーのマイナス端子を接続⇒。10秒以上待つ。
4.電位センサーコネクタを接続。
5.エンジンスイッチON(エンジン停止状態)後15秒以上(1分以内)待つ。
6.コンソール右側のi-stopOFFスイッチを押し続け、i-stopの表示灯が緑色に点滅するのを確認。
7.エンジンスイッチOFF。
8.ステアリング舵角センサー初期設定
ボンネットを閉じる⇒エンジン始動⇒ステアリングホイールをロック トゥ ロックする。
9.エンジンスイッチOFF。
5
以下の作業を25秒以内に行う。
1.エンジンスイッチON(エンジン停止状態)後5秒以内にi-stopOFFスイッチを3秒以上長押し⇒i-stop警告灯が燈色に点灯。
2.エンジン始動。
3.i-stopOFFスイッチを長押し⇒i-stop警告灯が燈色点灯から緑色点滅に切り替わる。
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4.i-stop表示灯(緑)が消灯するまでアイドリング状態(電気負荷なし)で待つ。
暖機ができていれば表示灯はすぐ消灯します。
5.i-stop表示灯(緑)消灯後、エンジンスイッチOFF。
6.エンジン始動、i-stop表示灯(緑)消灯確認。
7、車速4km/h以上で走行しi-stop表示灯(緑)が点灯することを確認。
8.車両を停止させ、i-stopによるエンジン停止、及び再始動が行われるかを確認。
9.エンジンスイッチOFF。
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あとは、パワーウインドウのオート設定の初期化、時計の調整、オーディオのメモリー再設定等が必要です。
i-stop積算時間はリセットされませんが、燃費とトリップはリセットされます。
そうそう、スロコン付けてる方はモードがノーマルに戻っちゃいますから忘れず確認を!
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