64bitOSでのMSWINSCK.OCX正規動作方法

MSWINSCK.OCXを必要とするZCW Searchの話になりますが・・・

OCXやDLLはregsvrするのが正規の手順です。ですが、呼び出し元と同一ディレクトリにある場合は登録しなくても動く仕様となってます。

MSWINSCK.OCXなどに関してはUACが絡んでくるので正常に動作しないという結果になります。

呼び出し元を管理者で実行させるという方法でもいいのですが、管理者で実行するという事はZGW Searchに悪意のあるコードを仕込まれていた場合、使う側がそれを許可して実行したという事になりますね。馬鹿太郎なんか退治するにはもってこいなわけで(爆)馬鹿太郎に限らず被害が出るかもしれない可能性は0では無い。

なのでそういった事から身を守るには信頼できるものしか管理者で実行しちゃいかんのです。

正規の動作方法はwow64配下でちゃんとレジストリに登録して動作させるようにしましょう。

バッチファイルとしてはこんな感じでいいのでは無いかと。もちろんバッチの実行時は管理者で。regsvr32時サイレントにしてないけどする事も可能。

@echo off
echo mswinsck.ocxの登録.
if exist "C:\windows\system32\mswinsck.ocx" (
regsvr32 /s /u "C:\windows\system32\mswinsck.ocx"
if not exist "C:\windows\syswow64\mswinsck.ocx" (
echo system32にファイル有り、syswow64にファイル無しの為ファイルを移動します.
move /-y "C:\windows\system32\mswinsck.ocx" "C:\windows\syswow64"
goto REG
)
if exist "C:\windows\syswow64\mswinsck.ocx" (
echo system32、syswow64共にファイル有りの為system32側を削除します.
del "C:\windows\system32\mswinsck.ocx"
goto REG
)
)
if not exist "C:\windows\system32\mswinsck.ocx" (
if exist "C:\windows\syswow64\mswinsck.ocx" (
echo system32にファイルが無く、syswow64にファイルが有るので登録のみ行います．
goto REG
)
if not exist "C:\windows\syswow64\mswinsck.ocx" (
echo system32、syswow64共にファイルが存在しないので新規に登録します．
xcopy /-y "%~d0%~p0mswinsck.ocx" "C:\windows\syswow64"
goto REG
)
)
:REG
regsvr32 "C:\windows\syswow64\mswinsck.ocx"
echo mswinsck.ocx レジストリ登録完了.