
後輩が 『こいつ俺の子』 とかニヤニヤしながら男の子を連れてくる。
正確には後輩の “彼女さんのお子さん” なのだが、彼と彼女は結婚を前提に一緒に住んでいるので、10歳ほど姉さん女房になるであろう彼女の子にとっても、彼はちょっと若いパパだ。
後輩は変態のプライベーターだ。
クルマに関しての変態度合いとしては、私など足元にも及ばない…
というか、私はそもそもプライベーターでも変態でもない。
少しばかりクルマが好きなだけの、フツウの平均的な女性の人だし。
そんな変態な後輩になついている男の子の彼だが、変態な後輩に毒されてクルマに興味を持ち始めて…というか、かなりハマっている。
後輩が休日にクルマの作業をする傍らに付きっきりだそうだ。かわいそうに。
その若さでの休日の過ごし方ならもっとさ、デートとか友達とカラオケとか、京葉線の不安になる程ながーい道中をウキウキ歩くデズニーランドだとかデートとかデートとかあるだろうよと。
私がそのくらいの歳の頃には毎日デート三昧だったぜぇ~ホントだぜぇ~?
クルマのクの字も知らなかったよ?コンビニで***オートをチラ見したり、
学校で男友達とCAR***を読みふけったりなんてしているわけがない。
女友達と 恋の話しや好きな男の子のこと、メイクの話題に首っタケだったのよああなつかしい。
そう、クルマはまさに私の知らない世界だったのよ。
んで。後輩が言うのです。変態のくせに。
『このおねえさん (一応おねえさんと言ってくれるありがたい) 変態だからね、一度ドライブに連れてってもらうといいよ。知らない世界が、垣間見られるよぉお~~?』
『知らない世界?!』
とか瞳をキラキラさせる男の子は、なかなか度胸の据わったかわいい子だと思う。
が、しかし。そもそもナニカが間違っている気がする。
そして私とドライブしても別に知らない世界は垣間見られませんが(笑)
良くて崖下。最悪始末署BOXくらいなもんでしょ…。
にしても。家族とか身内からの影響というのは大きいものだね。
私がほんの少し、ちょびっとだけだけどクルマを好きなのも、元を辿れば父の影響だと思う。
しかし、クルマに興味を持たない子が増えた昨今、オイル交換ひとつできない (スペースや時間といった理由ではなくて 作業自体ができない) 男の子も増えるなか、悪くない傾向かもね。
Posted at 2012/05/16 16:30:10 | |
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クルマ。 | 日記