
男女差別は以ての外だと思うが、男女の区別はしっかりとすべきだ!と常日頃から唱えていると、
その境目が曖昧だと、友人・知人に指摘される事多々。
何を言うんだ・・・
差をつけることと、区分することはまるで別じゃないか。
女性が女性らしくあること、男性が男性らしくあることは
実に重要な話だと思うんだが。内外共に。
例えば電車で膝をだらっと開いて座っている女性を見たらどうだろう。
男性がそれをしていても、著しく周りのスペースを奪っているなどでもなければフツウの範疇だが、女性の場合はハナシが違うと思う。
コレを差別と捉えるか区別と捉えるかは、もしかしたら人それぞれかもしれない。
電車の中など公共のスペースでメイクをしている女性を私は度々見かけるが、そういった場所で髭を剃っている男性を見た事がない。
先日東京駅のパウダールームでメイクを直そうとするそばから ずい!と図体のデカい女が現れ、私の前に立ちはだかるように鏡に向かってチークを塗り始めた・・・なんという図々しさ。
そのツレである女性も反対側から ずずい!と私のバッグを押しやりメイク道具を拡げ始めた。
二人の女性のテンションの高い会話を聴くに、これからお目当ての男性陣と飲み会らしい。
そうよね。男性の前では女性はいつもキレイでいたいわよね(笑)
確かに女子トイレにはあなた方のお目当ての男性がいるはずもない。
しかし誰が見ていようといなかろうと公共の場所である以上、人の目は常に付きまとうもの。
そして自分を一番見ているのは、自分だという事をお忘れなく・・・。
そういう時に、譲り合って一歩引くゆとりを身に着けることも、内面の美を磨くひとつかもしれないと気がつけば更に美人さんに見えるのに・・・とは言え、お二人とも私など足元にも及ばない美人さんだったので、男性にしてみればそんな見えない処の所業など、気にもならない事でしょう。
女性は 『やっぱり女の人だからいつもキレイにしてるんだな』 『いい匂いがするものなんだな(清潔感の意味で)』 と思ってもらってナンボだとは思うが、見えないときでもそのパーソナリティは生きているものかと。
対する男性は、社会的ヒエラルキーの中で常にマウントポジションを得るべく生きてきたもの。
女性の一歩引く美とはまた別に身につけなくてはならない強さのパーソナリティがある。
男性がいつもいい匂い (に越したことはないが) だったり、いつも小ぎれいでなくとも、それはそれでアジがあるし、いいと思える。
コレを差別じゃん!と言われると、区別だよ!と言いたくなる(笑)
Posted at 2012/03/19 21:50:30 | |
トラックバック(0) |
女子的時間。 | 日記