
友達の誕生日。今朝、おめでとうメールを送ったら、
「ありがとう!〇〇 (彼女の夫) さえ、朝何も言ってくれなかったよー(笑)」
なんてざっくばらんな返事が返ってくる彼女が好きだ。
ま。なんだかんだと言っても、週末にはきっとハズバンドとディナーな彼女なのだろうけれど(笑)
今日はそんな彼女へのプレゼントをチョイスした。
来週バースデー飲みするのであげるのだ。もう20年来の友達。
以前 『マメに誕生日を祝ってくれるような気遣いが男心を鷲づかみにして離さないのだろう』 なんていう冗談をいただいたが、そんなんで男心を鷲づかみに出来たらどんなに楽だろう(笑)
今頃こんなとこでブログ綴ってないヨ?
男性にはわかりにくい心理かもしれないが、女性というのはハッピーな事にちょっとだけ便乗する時間が好きな生き物かもしれない。
友達のバースデープレゼントを選んでいる時間がちょっとだけハッピー。
この 『ちょっとだけハッピー』 が大事。
そら勿論 『ものすごくハッピー』 も嫌いじゃないけど(笑)
君のためにロマンチックなディナーを予約したよ!
サプライズのプレゼントも用意してあるからね。
実はカサブランカの花束だってあるんだぜ!
今夜は帰したくない。 あ、それは結構です帰して下さい(笑)
なーんてベッタベタでこっぱずかしくなるよーなものすごくハッピーモードな展開も、ぶっちゃけ、オンナなので嬉しくないわけはない。と言うか正直なところ嬉しい。
が、この歳になれば流石に何度となくやり尽くした感は否めなく、斬新感には欠ける(笑)
ま、このヘンはオンナってめんどうくせえイキモノだな、とでも男性諸君には思っておいてもらいたい。
閑話休題。ちょっとだけハッピーなのはね、
この歳になってでも、母親が私の誕生日に毎年必ずおめでとうと言ってくれること。
この度は諸事情省くけれど、母親は私を生んだ時シングルマザーだったの。
父親はね、居たけれど事情があってその時は結婚できなかった。
いろんな人に反対されて彼女は、
私なら絶対しなかっただろう、独りでもこの子を生むという途 (みち) を選択した。
だから私は今ここに存在していて、こんな事書いていられるわけ。
この当たり前の日々瞬間が、彼女のたったひとつの決心が産出したものなんだと思うと、
これは大変にありがたく、感慨深いもの。
だから母親におめでとうと言われて返すありがとうは、本当に 『ありがとう』 なのだ。
小さい頃、母方の親戚一同は毎年おめでとうの言葉を私にくれた。
少しでも多くの人がおめでとうと言ってくれる事で、多分、母親ははものすごく救われたと思う。
誰かに祝わってもらえる自分でいる事が、母親への感謝につながっていると考える。
自分がそういうスタンスでいるからかな? 友達や知り合い、交流のある人などには
せめて誕生日の一日を少しでも幸せにすごして欲しいと思う気持ちがある。
大人になって、日々仕事にプライベートにカラダを刻まれながら滞りなく流れていく時間の中で
楽しい事も嬉しい事も、嫌な事も悲しい事も綯交ぜになって溢れる一日の中で
歩みを止めてしまうと、都会の雑踏の中に佇んでふと空っぽを感じる一瞬すらある時の中で
とーぜん、心が折れそうになることもあったりするけど(笑)
そんな1日のどこかで、ほんの小さなハッピーがあったらそれでイイ。
その成分のひとつ。それが 『おめでとう』 の言葉。イコール…
あなたがココに居て、接点を持てたのがうれしい。だから生まれてきたあなたにありがとう。
これで、ちょっとだけハッピーじゃない?
X'masやらSt.Valentine's DayだのBirthDay……女子はイベント好きだからな!
と面倒に思う男性の気持ちは解からなくはないが、女子がみんなそうってわけじゃない。
少なくとも私は、形式上せっかくだから楽しむけれど (楽しむ事には欲張りだからね!) 無くてもそれはそれでいいし、やらなかったからって機嫌を損ねたりはしない(笑)
でも、誰かに宛てる 『おめでとう』 はそんなイベントとは異質なものという認識。
そのイベント枠には、誕生日はカテゴライズされない。
そんな感じが私の ちょっとだけハッピー論。
Posted at 2011/08/24 23:37:12 | |
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