
最初に買うクルマとの出会は衝撃的なのだと思う。
最初に私の元へ来たFCは前期型で
それはとても中低速のレスポンスも悪く
クセが強くて手に負えない事も多々。
それからもう何年も乗っているそのクルマは
それこそ本当に直しに直した。
もう直すところは無いんじゃないかという程に。
買ってから最初に、整備士の友達に
「このクルマ修復暦があるね、プロが見たら解る板金の痕があるよ。」
と言われた。
言われた時は、実のところはちょっと落ち込んだ。チョットだけ。
修復暦無しと思っていた訳じゃないのだけれど、やっぱりちょっとショックだったから。
あー・・・・ちいせえなぁ、私。
それからも何かトラブる度にハラが立ったり、呆れてしまいそうになったり
直すのに精神的にも金銭的にもゆとりなくツライ時もあったり。
たまにどうしようもなくて「オマエなんかもう廃車!」とか
心にも無い事でわざとフテクサレル事もあったり。
それでもワガママなそのクルマが好きで仕方なくて。
確かに中古だし、私と出会う以前の事は解らないけれど、でも
私は別にキレイなモノばかりを自分の周りに並べようなんて思っていない。
私だって完璧な人間ではないのだし。
瑕があっても…例え重大な欠陥があったとしても、それは間違いなく私の好きなもので
もうそれって理屈じゃなくて感性で。
たまに気分が鬱だとチクチクと苛めたりしてしまうのだけれどさ(笑)
でもやっぱりね、それはソレでしかないから、代替なんてありえないオリジナルなんだなぁと。
まぁ、そんなスピリットで生きてゆきますコレからも。
と自分戒めの為に書いてみた。
Posted at 2005/04/27 17:32:14 | |
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クルマ。 | 日記