
そんな彼女と、大学時代に会うことがあったのだ。
友情は恋愛と違って普遍。
彼やその周りの友達と私は度々会ってはクルマをナニヤラしたり、山やサーキットに遊びに行っていたのだが、そんな私に連絡を取ってきたのは、彼女は彼にまだ未練があったとの事だった。
あの時、彼が引き止めてくれなかった事をずっと心根に持っていた彼女…。
復縁したいから取り持って欲しいと言われたのだが、彼の意見も聞かなくてはならないと告げたら 「何で市場が彼のメンタルの管理するわけ?」 と突然キレられ、ちょっと怖い思いをしつつも、でも、何の意見も聞かずに勝手に彼女と会う約束を彼に取り付ければ、彼だって気分は良くないはず…と少々悩む。
しかし心配には及ばず、間もなくとあるパーティで彼女は彼と会うことが出来た。一安心。
友達主催のパーティで、私も含めて20人くらいが出席していた中で、彼女の友達に私は「○○君と二人になれる時間、作ってあげてね」と切に頼まれた。
彼女はウルウルすぐ泣くし落ち込むので、女の子としてはかわいいのだが、やはり泣かれたくない…と思った私は、なるべく期待に沿えるようにとは思っていたのだが、そううまくはいかないよ。露骨すぎるのもアレだし。
そんなまごまごしい時間で食事の最中、事件は起こった。
パスタをちゅるちゅる食べている時だった…私の目の前にやってきた彼女は「あんたなんかフォークで刺されちゃえばいいのよ!」と、ガン!!とテーブルにフォークを突きつけた。私の左手の先10cmだ。ひー!(;゚∀゚)
それはそれは会場はシン…となった。そして多分その場の殆どの人がこっちを見た。
「あなたみたいな人、許せない!」とブルブル&ウルウルしながら彼女は、泣きながら部屋から出て行った。そして床に落ちるフォーク…。
おそらく、なかなかチャンスを取り持ってくれない私に相当業を煮やしたのに違いなかった。
それ以来だ、彼女は私たち友達の間では「フォークの女」として語られている。時々、みんなが集まった酒の席とかで「あの時はびっくりしたよねー」という笑い話になっている(笑)
そして、彼女はなぜ「ナイフ」ではなく「フォーク」というアイテムを選択したのか。
その後彼女にはいろいろに渡って悩まされましたが、そんなフォーク…じゃない、彼女も近く結婚するらしいです。それで先日のBARで話題に上がったというワケでした。
どうやら彼女、真面目に流行の婚活というのをしていたらしい。おめでとう。末長くお幸せに!
またも本文とは関係ない写真だが、先日はイタリアンだったので、今日は和食で…(笑)
Posted at 2009/06/22 21:28:28 | |
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