
先日の休日の事だ。釣りに出かけた弟が…
(つд∩)

<クルマのキー落としたよう、スペア持ってきてよう。
と、電話をかけてきた。
アホめーと思いながらも場所を訊くと、その日弟は川崎区のとある埠頭で海釣りを楽しんでいたらしい。
ローカルで申し訳ないが、川崎区とは川崎市内にある区で、
横浜市内じゃない。だから遠い。いや、大して遠くないが。
若い頃ナニヤラなクルマでナニヤラしていた人などには、わりと馴染み深い川崎の某埠頭ですが、とりあえず詳しく場所を訊くと、海底トンネル脇の釣り場だという。
(つд∩)

クルマで来るとちょっと入りづらい場所なんだけれどさ…でも…
という言葉にウヒ!と閃いた私は、半ば強引に海底トンネルの人道へのアクセスを聞き出して
弟の助言も半ば電話を切ると飛び出した。
うほーい!あの夢見た川崎海底トンネルの人道を歩くぞー!
川崎海底トンネルの場所は
こんなとこで、私も若かりし頃はクルマでよく通ったものだが、そう言えば最近通っていない。
マリエンで夜景撮った時以来かもしれない。
クルマでこの2km近くある直線道路(結構スピードがのる)を通ると、出口にあるスピーカーから
「川崎海底トンネルは自転車・徒歩では通行できません」
という無機質な女性の声のアナウンスが繰り返されて不気味なのだ。
窓を開けて走っていて、トンネル出口の信号で止まると、突然聞こえてきてちょっとビビる。
だからこそ、予てからじゃあ自転車・徒歩の人はどこからアクセスするんだろうと思っていた私には願ったり叶ったりな出来事だ。
徒歩で歩かれる大きな海底トンネルって、私の知る限りではそんなに多くないように思う。
新潟の新潟みなとトンネルとか、言わずと知れた関門トンネル、あとは愛知の衣浦トンネルも通れたような気がするがどうだっただろ。
そんな訳で、通ってみるとかなり不気味な感じの海底人道…誰もいないし。
アナウンスの女性の声がエンドレスでこだまする不気味。
嬉々として踊り歩く私を監視カメラはどう捉えただろうか。
ウキウキと写真を撮りながら歩いた出口ではなんと、弟がお待ちかねだ…すっかり忘れていたが、海底だから携帯電話繋がらなかったんだね。
弟曰く、遅ぇ…と思って電話をかけるも一向に繋がらなかったらしい。そりゃそーだ。
トンネルに入る前には薄明るかった。トンネルを抜けると夜であった…。
ヒビとか多くて良いよこのトンネル。でも、ゴキブリいっこだけいたよ。焦った。
Posted at 2007/11/04 09:44:24 | |
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