
つくばいつくばい…という話をしていたので、急に水琴窟の音色を聴きたくなってしまい、先日繰り出したのだ。
蹲(つくばい)の下に埋まっているアレだ。
つくばい関連では、鹿威し(ししおどし)の
カッコーン!
という音も良いけれど、数は激減するが水琴窟の音色も素晴らしいと思う。音というよか、まさに「音色」と表現するのに相応しい。
水琴窟とは
コンナノで、陶器の種類や環境などなどで音質も変わる。昔の人はよく考えたものだよね。せっかくだから音を録音してくれば良かったね。コロコロ綺麗な音がする。
大抵は地中に埋まっているので、パッと見そこに水琴窟があるのかは解り辛いかもしれないけれど、音を聴くための竹筒が地中から生えていたり、水琴窟は数少なく結構珍しいものらしいので[水琴窟↓]的な案内板があったりもするよ。
蹲のあるところに存在するので、お寺さんの多い京都や鎌倉などには多いみたい。
でもね。珍しいのだけれど、横浜にもあるのだ。
横浜スタジアムの横に、横浜公園という実にベタな名前の公園があるのだが、そこにある蹲の下にひっそりと佇んでいる。都会の喧騒に眠るほんの少しの静寂だね。
因みに写真の蹲は知足のつくばい。
真ん中の水入りの四角を[口
くち]に見立て、上から右回りに吾・唯・足・知となっているんだって。
吾唯足知 われ、ただ足るを知る。
欲望に打ち勝ち、現状に在るがままを足る事と知ることに因って、心穏やかに居られるというような教えなんだってさ。もっとストイックになれればねぇ…。
竹筒が低いトコロにあったので、耳を近づけて音を聴くために、柄杓で水をかけながら半分這い蹲るような滑稽な格好をしてしまったヨ(笑)
**お奨めスポットに
城山公園UPしました。よろしければご覧ください( -∀-)ぅ**
Posted at 2008/12/05 01:37:15 | |
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