R205 24.2万キロ 後期 spec C用 BBタービンへ交換

R205の BBタービンが寿命のようなので、かねてから検討していた GR/GV C型以降の spec C用 BBタービンに交換しました。整備士の方に仕様の違いを伺ったところ、R205は羽が 9枚、spec Cは羽が 12枚だそうで、他にも違いはあると思いますが、主にこの違いによって低速からトルクを出しているとのことでした。最大ブースト圧が変わるわけではないので、メーカとしては純正の保証といいますか、改造扱いにはならないようです。

取り外したR205の BBタービンは、ベアリングの軸にがたつきがあり、ペラとハウジングのクリアランスは 1mm程度以下の状態でした。いわゆる、タービンブロー寸前の状態です。この状態がさらに進むと、高速回転しているペラとハウジングが干渉してペラが破壊され、エンジンに吸い込まれてブローする、ということになります。ともかく、高回転の異音が聞こえ始めてから 1万キロ以上は走ってしまったので、安全のためにもう少し早く交換した方が良かったかもしれません。

交換後のフィーリングは、とても良いです。以前よりも低速からトルクが盛り上がり、非常に乗りやすくなりました。整備費用は高額ですが、R205オーナーの方は後期 spec C用 BBタービンに交換するのは、とてもおすすめです。私自身 GRBC spec Cを新車で購入しているので、そういえばこんなフィーリングで感動したなぁ、となんとなく昔を思い出しました。

ちなみに、エンジン本体の方はかなり健康なようです。ディーラーでは様々な車種の様々な EJ20を整備しているわけですが、たいていは 20万キロを超えたあたりからピストン周りに異常が出てくるそうです。私の EJ20は、そういう点がなく、エンジン本体はまだまだ使えそうとのことでした。整備士の方によれば、限定車は総じてそういう傾向があるらしく、丁寧に組み立てられているからだろう、とのことでした。

まだまだ乗るぞ。