酷道490号(1)
投稿日 : 2012年06月20日
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酷道(こくどう)とは一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど「国道」と呼ぶには相応しくない、文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を揶揄した日本語の用語(俗語)である。
(※Wikipedia「酷道」の項目から引用. http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B7%E9%81%93 )
国道490号は,山口県宇部市から山口県萩市に至る一般国道.宇部市街地の起点付近では片側3車線化されるなど高規格化している.
しかし,萩市の終点付近では林道(スーパーでない)のような状態であり,「酷道490号」と呼ばれる.
萩に行く機会があった際に酷道490号を通行したので紹介する.
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撮影日 :2009/04/05
撮影場所:山口県美祢市(旧:美祢郡美東町)~山口県萩市
使用機器:Panasonic LUMIX DMC-FX9
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国道490号を萩に向けて北上し,小郡萩道路絵堂ICから北へ数km走るとこの標識が現れる.
直進すると萩市街地.通常はこのルートをとる.
左折すると国道490号であるが,酷道区間に入る.線の細さに,一般車両を入らせまいとする意気込みを感じる.
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続けて現れる標識.上の案内標識は昔からあるもの.
「離合困難」としながらも国道番号を表示するのは,あくまで国道を辿りたいという要求に応えるためか.
まぁ実際は,国道優先で案内したカーナビの指示に従わないようにする意図だと思われる.
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左折すると,すぐ警告看板.「警告」でも「注意」でもなく「お知らせ!!」なのがほほえましい.
この辺りで既に道幅は狭くなっているが,見通しもよく通行困難とは言えない.
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先ほどの看板の「御勧め」を無視して走ると,再度看板が現れる.内容は全く同じ.
しかし目の前では道路が森の中へ入っており,大袈裟な話ではないことを実感させられる.
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道路はまるで林道.全面舗装はされているが,ガードレールがないところも多い.
時々現れる国道標識がなければ,正しい道を辿っているか心配になってしまう.
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分岐点には一応標識があって,迷子にならなように配慮されている.
というか,標識がないと確実に迷子.
カーナビを見ればいいじゃん,という意見は却下.
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標識がないと確実に迷子その2.
つづく.
次のフォトギャラリー「酷道490号(2)」では,酷道区間の途中にある防長バス「女屋敷」バス停などを紹介する.
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