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今日の新聞を見ると、オレオレ詐欺の騙された８割の人が自分は大丈夫と言っていたと書いてある。

実は．．

先週電話が義理の兄より電話があり．．．
おいらの義理の母親が．．．オレオレ詐欺に騙され２００万を振り込んでしまった．．

∑(ﾟ□ﾟ;)ｶﾞｰﾝ(｡□｡;)ｶﾞｰﾝ(;ﾟ□ﾟ)ｶﾞｰﾝ!!

義理の兄はＫ察関係者．．

すかし．．騙す側は驚く程狡猾に騙す．．．

その手口は、なんとこともあろうにＫ察の同僚を名乗り、本人がＫ察手帳を落としたという内容。
どこでそのような情報が出回ったのか．．．
Ｋ察手帳を落とすという不祥事をなんとかするためにお金が必要というシナリオだった．．
母親としてはなんとかしたいという親心だったのだ．．
また不祥事という事で、まわりに相談もしないで行動し騙されたらしい．．

しかもＫ察官の親から騙すとは．．
普段からオレオレ詐欺には気を付けろ．．と言っていたのに、こうも簡単に騙されるのだ．．

(´ε｀；)ｳｰﾝ…

オイラの家の下の階に実母が住んでいるが、以前やはり俺様を名乗った電話がかかってきた事がある．．
母は直ぐに気がついて(　・ω・)ﾓﾆｭ?「息子は傍にいますが．．変わりますか？」と言ったら切れたらしいが．．

しかしこの手の詐欺に使われる情報だがＫ察関係者に聞くところによると、小学校、中学校などの学校時代の名簿が使われる事が多いとの事。
なので、ある地域にオレオレ詐欺が同時期に急増するとの事。

確かにだ．．
かかってくる電話でダイレクトに子供の名前を言うという事は、親子関係を知っているという事だ．．
実際に自分と親とをつなぐ情報など社会人になってから流れる訳が無いのだから．．

でもう一つの何故息子がどんな職業であるかが分かってしまうのか．．
ここが一番騙されるポイントであるという。

今回でもＫ察官であるという情報をどうやって知り得たか．．

これは恐らくこういう事であったのではないかと推測された。

それ以前に犯人はオレオレ詐欺電話をかけているのだ．．

その時に「あんたオレオレ詐欺でしょ、うちの息子はＫ察官なんだから、あんたそんな事してどうするの！うちの息子に言い付けるよ．．」

と得意げに撃退していたのではないかと言う事である。
もちろん、本人はとっくにその事を忘れている。

この事によりこの家には、「Ｋ察官の息子がいて一緒に住んではいないようだ、時間をあけてこのネタでシナリオを作ろう」という事になる。
騙す側は、平常心を失う親心の弱い琴線に触れる所を付いてくる、普段から「私は大丈夫．．」なんて言っている人ほどコロッと騙される。

あなたの家だって例外ではない．．「私は大丈夫」「うちはお金ないから．．」など言っていないか．．
セキュリティーホールは実はヒューマンエラーである。
騙されないなんて思っている人ほど実は個人情報をみずから漏らしているという事だ．．

うちの実母にも注意を促した．．
そんな詐欺電話がかかってきたら、とにかく無言で切れと．．
上手く断りやっつけてやろうと「息子は北軽井沢でスキーしているとか、山登りしているとかそんな筈など無い」など言いかねない．．

もちろん二度目の詐欺電話がどれだけリアルな詐欺電話になるかは、言わずもがなである。
あなただってうちの母親を騙すリアルなオレオレ詐欺のシナリオ想像が出来るはずである。

恐らくあなたの親もあなたが注意を促せば「私は絶対大丈夫」と言うはず．．
今一度考えてみて対策をして下さいな。