2012年06月28日
『DUNLOP DIREZZA 2 タイヤテスト』
先日、111cup事務局より『ダンロップの新型ラジアルタイヤのテストの機会を頂いた』っと連絡あり、古狸2名(with 73号車)でテストに参加してきました。
6/21袖ヶ浦フォレストレースウェイ、僕も先日のレース以来の走行でした。 僕は皆さんに正確なインプレションを伝えるほどの知識も腕前もありませんが、まずは皆さんに僕なりの印象をお話しさせていただきます。
当日は通り雨で前半はwet condition、後半はdry conditionでの走行となりタイヤテストには幸いにも最高の状況。
① コンパウンド
このタイヤ、まず現行タイヤと一番の違いはコンパウンドの軟らかさだと思います。新品タイヤでは爪で押した後がしばらく残るほど軟らかいです。 したがって走り出しから熱が入りやすく2周目からはグリップもしっかり確認する事が出来てタイムアタックも早めの周回数から行えそうです。wet conditionでは明らかに現行タイヤよりグリップ感を早く感じる事が出来ると思います。
② 縦横硬性
このタイヤ、縦にグリップ感は非常に良く特にコーナーclipping pointからの立ち上がり時に気持ちよくアクセルを踏める所が良い。
但しサイドショルダーのケーシングが弱いのかコーナー進入時には今までよりもアンダー気味に感じるためステアリングアングルは若干多めになるかも。 これも慣れかもしれないが…。 ただ1周のみ車をわざと各コーナーでハーフスピン状態に持ち込みタイヤの反応をみてみたが、ネオバでは1回のカウンターで済んでた程度のドリフトでもおつりをもらい易く2~3回のハンドル修正を要した。やはり横硬性が弱いのを感じた。Settingである程度の改善は見込めるだろうが、それに合わせたドライビングが必要になるだろう。
③ 耐久性
耐久性に関しては明らかに現行タイヤより減りが早い。1本走る毎に削れてくのがわかる。ただこの摩耗の仕方は非常に綺麗でタイヤ接地面に波を作る事はなく均一に削れていく。ピッチング等のゴミも拾わない。 現行タイヤは5分山で美味しい所は終るが…このタイヤはどうだろう? 最後まで綺麗に使えれば問題ないのだが。 73号車の継続レポートに期待したい。
④ Lap Time
今回は僕なりに満足できる内容(走り)であったがdryでのbest lapは1’16.4が数周出てこれ以上は詰らなかった。(73号車も同タイム)僕のベストラップは15.9なので約コンマ5秒落ち。感覚的には5秒台だったのだが…wet上がりのconditionの影響だろうか?思ったよりタイムアップしなかったのが気になる。 ただwet conditionでは明らかなタイムアップが望めそうである。
⑤ 大事なお財布
某タイヤショップに尋ねた所、現行タイヤより4本で1諭吉は安くなるだろうとの事、今流行の通販では1.5諭吉近くコストダウンも可能か? できればDUNLOPから111参戦者には特別価格で提供していただけると嬉しいのだが…(笑)
簡単だが以上が僕の印象です。 僕の下手なwet/dry画像を貼っときます。 参加されてる皆様の意見が必要です。多数のコメントお待ちしてます。宜しくお願いします。
wet conditionでの走行
dry conditionでの走行
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Posted at
2012/06/28 13:01:57
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