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これまでかなーりクイックな方向に振っていた挙動を、標準よりもほんの少しだけクイックな挙動に見直しました。でもノーマル時のセンター付近の曖昧な感覚はできるだけ消すような方向で詰めてます。

やっぱりこのクルマの本来の方向性は、快適でスポーティって路線だと思うのです。なので、本気のスポーツ路線の設定はやめました・・・


とは言え、まだそれなりにクイックです（笑）

最終的にこのような状態になりました。

今回の整備でわかったのは、フロントのサスペンションのレバー比は、実際にアームの部分で計ってみると 1.25 くらい（もしかすると 1.1 くらいかもしれません）になるということ。自作の 7mm スペーサー(ゴム 5mm + アルミ2mm)を入れてみて、大体 8mm くらい高さがアップしているようなので間違いなさそうです。


水平のしっかり出てる場所、今回はアライメントテスターのリフトの上で地上からフェンダーアーチ上端までの高さを計測しました。自作スペーサー追加後の高さを追加した表は以下のとおり。

	フロント		リア
	右	左	右	左
ノーマルサス	69.8cm	70.0cm	70.5cm	71.0cm
純正SPスプリング＋DS	67.2cm	67.0cm	67.2cm	68.3cm
KWスプリング＋DS	64.8cm	64.4cm	67.8cm	68.8cm
KWスプリング + DS + 自作7mmスペーサ	65.1cm	65.4cm	68.3cm	68.5cm

AUDI A4 B8 (8K) - 地上からフェンダーアーチの上端までの距離 (cm)
今回はサスペンションを再度脱着して調整したこともあって？、左右の高さの差は誤差の範囲内になってます。まぁ、たぶん最初から左右の高さは誤差の範囲内で、計測場所が水平ではないところだったのが影響していると思われます。

スペーサを入れて、見かけ上のスプリング長がスペーサー分だけ伸びているので、ダンパーのストローク量が若干長くなり、これにともなって乗り心地も改善されました。

実物に合わせながらスペーサーは作成しましたが、10mm くらいまでなら大丈夫ですね。これは後々のためのマージンとして取っておきましょう。


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