
一昨日、日曜日は野呂山の桜を見に行き、野呂山すぐ近くの前々から行きたかったカフェでメシ…という計画でしたが、野呂の桜はまだこれからでした。
と言っても、最初のヘアピン前(墓地の辺り)は7分咲きオーバーで綺麗でしたが。
しかしそのヘアピン立ち上がり後からの名所(下の3車線ストレート~インビロコーナーまで)は0分?1分?というか、膨らんだつぼみ達で赤く見える、って感じでした。
多分今週末が見頃なんだろうな…
野呂山は900mクラスの山で、そこに一番下から一番上まで何箇所か桜が楽しめる場所があるため、下から順に咲いて~終わって行くため、山全体ではかなり長い期間桜が楽しめます。
ちなみに去年の同じ週末、丁度見頃の時に撮った一番の名所の写真はこんな感じです。↓

去年結構感動したんで… 今年はハズしてしまい残念。
ちなみにこの名所はコース序盤で、そこがつぼみだらけで赤~い感じなので、中腹の桜と頂上エリアの桜はつぼみどころかまだ冬のようなビジュアルでしたw
桜がまだだったので諦め、とりあえず頂上から景色を楽しみつつランチまで時間を潰す事に。

いつもは中腹のハチマキ展望台で撮る事が多いですが、今回は頂上のかぶと岩展望台から。
天気は快晴でしたが、ガスってて遠くが見通せる感じでは無かったです。調子良いと愛媛が見えるんですが。(ちなみにピカソ乗りの方も同じタイミングで来てたな)
昼飯時のピークを外し、そろそろ良いかなって所で移動開始。桜と並んで今回のドライブのメイン?の波輝カフェへ。
野呂山のほんとすぐ近くなので、セットでドライブ楽しむのも良いと思います。
野呂山を、普通に表側のさざなみスカイラインから下ったら、川尻月の浦交差点(丁字路)から国道を離脱します。
その後住宅地の路地と造船所の脇を潜り抜けながら進んで行くだけです。
基本的にずっと、狭く真っ直ぐでない道が続きますが、特に海沿いに出た後の最後の700mぐらいはガチで離合不能な区間に入りますので注意。↓

一応、僅かですが離合ポイントもあったりするので大事に進んで下さい。
そんな所をクリアして、波輝カフェへ到着。

小さい山と先述のような区間に隔てられてるため、町から一気に別世界へワープしてきたような感覚です。
目の前にはプライベートビーチの如く砂浜が。
夏場は海水浴場としても開けるんですけどね。そして、波輝カフェが海の家としても稼動するようです。

こちらはカフェを受け持つ建物。写ってませんが、右手には海水浴場用の休憩スペース。そして色々な遊び道具と、陶芸教室用の物、バスケのゴールetc.. ここ、単なるカフェじゃなく、「田舎暮らし」がコンセプトの遊び場みたいな感じです。
オーナーさん達も、ここでがっつり田舎暮らしをしてます。
カフェは1階、2階は貸切宴会や、宿泊にも利用できるスペースのようです。
ちなみに、入り口両脇の壁画も必見。広島市立大の学生さんと、アート活動を行うBlue Lab.というグループの作品だそうです。
http://www.ko-zue.com/zphoto/namiki.html

外側と何かギャップのある綺麗な店内です。海はもう目の前。天気も良かったんで最高でした。

撮り切れてませんが様々なアイテムがあり。たまにライブも行われるよう。

カウンター席とお酒もあります。棚には本など色々。カメラなども。
そして、今回のランチは
”ぷち田舎体験ランチ”
波輝カフェは今年の始め頃からリニューアル&研修(?)のための休業に入って、最近リニューアルオープンしたばかりで、以前はごく普通のカフェっぽいパスタランチ等々出してたのが、リニューアルでより”田舎”を出す方向にシフトしたようです。

まず、その日の朝精米された米が炊かれる所から始まります。
写ってませんが下に火が点いてて、リアルに30分とか待ちます。遊んだり喋ったりしながら、ゆっくりした時間を楽しむような事が大事なので、さっさとメシ食って出る!って場合は来るべきではありません。
米の出来上がりを待つ間、”産みたて卵”を取りに行きます。

併設の小さな「波輝養鶏場」から、朝産まれた卵を自分で取ってきて洗います。
しばらくすると、炊ける時間も近付いてきておかずが運ばれてきました。
アジの一夜干し!焼いたやつ! 前日、釣りをする近所の方と、養鶏場の卵と物々交換でアジとサバを手に入れたそうで、そのアジでした。
そろそろランチが出来上がる頃、今度は自分でかつお節を削ります。

最初は力入れすぎてダメだったな…

そんなこんなでランチの完成。 撮影時、味噌汁がまだ来てなかったんで正確には未完成w
味噌汁は近くで獲ったっぽい貝も入ってました。
米に取ってきた卵を溶いて醤油と共にかけ、先程削ったかつお節を載せて贅沢な卵かけご飯を作って頂きます。
卓に用意されてる醤油が、卵かけご飯を意識してか少し甘めにしてあって、それも見事にマッチしつつ新鮮な卵と炊きたてご飯とかつお節の組み合わせでもう最高でした。
もちろん、魚も漬物もね! お店自体、何でも美味く感じるだけの雰囲気は持ってると思います。

座った席のすぐ脇の外にある、サザエ用水槽。ランチメニューには、”隠岐産さざえ御膳”というのもあります。それ用のサザエですね。
これの撮影時にはもう、魚がほぼ見えなくて寂しくなってますが、実はこの少し前までもう2匹メバルが泳いでました。
「お、網ですくってる~」と思って見てた後、食事を始めて少ししてから、そいつらがカラッと揚がった変わり果てた姿で出てきましたw
なんと完全にメニュー・注文関係無しのサービスでした。フワフワに揚がってて骨もヒレも関係無く簡単に丸かじり可能でした。撮っときゃよかった~

デザートにガトーショコラとコーヒー。
ガトーショコラにも、養鶏場の自家製卵を使用しているそうです。甘ったるくないガトーショコラをクリーム絡めながら食うのが絶妙でした。
もちろん、こういったカフェメニューだけで楽しむのも大いにアリですね! なんか不思議と、時間経つの早かったです。
その他、メニューには”釣り”もありましたw 道具のセットとライフジャケット、小さなボート等を貸し出され海に繰り出すみたいw 自分らが来店した時には丁度、カップルがその釣りから戻ってきた所のようでした。釣れたら、すぐそれをメシにしてくれるんだろうなぁ…
う~ん、そんなのもええな…

夕方に入り始めコーヒータイムで落ち着いてた所、「今から鶏を〆るんで良かったらご覧になりますか」という事で、自分らともう1組が一応表に出て見学。
1羽ほど、状態があまりよろしくなくなってきてたのが居たようで。 作業自体は、スタッフさん達に店長さんが教育する感じでした。
写真は出だしのみ…後はなんか申し訳無いので見るだけ。 リアル食育やね。 普段、食わせてもらってんのはほんと有り難い事ですね。
〆た後は毛を毟ったりといった後の処理。そのまま焼いて、有り難く頂くようでした。
他に居た女性2人組は、途中で耐えかねて看板犬を可愛がりに行ってましたw
本当は、最後までしっかり見させてもらいたかったんじゃけど。 一緒に行った相手が夜までに帰らないといけなかったので残念ながら帰り支度。
帰り前に撮影

ドッグランもあって、ペット連れてくるお客さんも多いみたい。

これから、夏場活躍するであろう所。
道具のみの貸し出しや、材料込みのセットなど、夏場はバーベキュープランも有り。

店の目の前に広がるビーチ。
来店時からどんどん潮が引いてって帰り際にはこの状態。
地元っぽいおじいちゃん数名や、おじいちゃんと孫みたいなグループ等がポツポツと居て、貝を掘ってるみたいでした。
来店時に居た親子連れもそうだったけど、色々と良い風景・光景が見られたなぁ。
そんな感じで、名残惜しさを感じつつ帰り道へ。
その際には店の前ではもう、先程の鶏を豪快に丸焼きにしてるとこでした。皆様手を振って暖かくお見送り。
時間あって残れてたら、絶対食わせてもらえてたな…w
結局、1回行っただけでも何だか盛り沢山でした。
野呂山にはよく行くし、すぐ近くだしまた行きたい。 また何度でも行って、色んな楽しみ方をさせてもらいたい、とも感じさせてくれる良い場所でした。
店長さんは以前、市内のバー「スワロウテイル」にいらした方。しかも、自分がいつも行ってる近所の店の店長とお友達でしたw
波輝カフェ(ブログ)
http://namikicafe.e-know.jp/
※検索かけるとサイトも出てきますが、メニューなどがリニューアル前の情報のはずです
また、おすすめスポットのほうにも書いておきます。