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今回の駅弁フェアも色々と目移りして絞りきれず。
結局、４種類に絞ったのでお昼も駅弁（笑）

自分は前回と同じ『濃厚カニミソかに盛りちらし』

素晴らしい美味さに参ってしまいリピートです。
とはいえ、今回は『越前かにめし』のパンチにやられて少し大人しく感じてしまいました。

奥さんは『広島名物二本入り夫婦あなごめし』


広島の穴子飯といえば宮島の「あなごめし　うえの」が超有名ですが、こちらは広島駅で買えるので時間的に宮島行きを断念しても帰りの新幹線などで味わえるのが良いですね。

蓋を開けると容器よりも大きいサイズの穴子が折り畳まれて入ってます。
箸で簡単に切り分けられるほど柔らかいのに、形も崩れずに綺麗に2本。
よく味が染みた煮穴子でそのままでも食べられますが、付属のタレをかけると更に美味しい！

そして、このお弁当の影の主役と言っても過言ではないのが「穴子の骨フライ」
（写真右側のカップに入ってます）
絶妙な塩加減と旨みが凝縮されていてお酒が進むこと間違いなしです！
実際に広島に行った際には、酒どころで有名な西条の地酒と一緒に買って帰りたいお弁当です。

新型コロナ蔓延防止措置も解除はされましたが、まだまだオミクロンだのBA2と少しも油断ならぬ状況。
近所のスーパーで開催される「駅弁フェア」は近場で旅行気分を味わうには手軽でありがたいですね。
今日も開催されていたので奥さんが早くから並んでゲットしてきました。

まずは『まるごと北海丼春うらら』



酢飯の上の一部に鮭のほぐし、その上にボイルうに、塩いくら、花咲がにの酢漬、ニシンの酢漬、サクラマスの燻製、生姜酢漬が乗っています。

ニシンの酢漬は酢じめの旨みと甘みがふんわり。優しい味わいで今回の弁当の中では最初に食べたい一品です。
いくらは醤油漬でなく塩なのでいくらの風味が実に美味い。
口の中で弾ける弾力は回転寿司では味わえない感覚（笑）
口の中に皮が残るのもいくらの醍醐味ですね。
ボイルうには最初はうっすら苦味を感じるものの、後から磯の香りとうにの甘味が一気に追いかけてきて幸せ気分になれます。
花咲がには酢漬なので少しカニの風味が控えめ。一緒に食べた奥さんのカニ弁当が凄過ぎました（汗）
ニシンの次に食べたら良かったかも。
サクラマスの燻製は個人的に大好きな味でした。燻された香りと熟成された旨みで酒が美味い！！！
一緒に入っている鮭醤油も逸品です。途中でかけてみましたが具材の味を邪魔せずに旨みがアップします。
酢飯はそんなに主張もなく、具材を楽しむにはちょうどいい味わいでした。
ボリュームは控えめですが、メインではなく帰りの車内で食べるにはちょうどいいぐらいですね。

次は奥さんの食べた『越前かにめし』


フタを開ける前からカニの香りが部屋に広がります。すごい！



近頃はカニが不漁のようで、越前蟹ではなく韓国産やカナダ産のズワイガニなのがちょっと残念ですが、どっこい旨みと香りは抜群でした！
しかもたっぷりの蟹肉の下のカニ飯は蟹味噌と蟹エキスで炊いた炊き込みご飯です。
蟹肉の旨みにも負けてないのでしっかり楽しめます。
電子レンジで温めると美味しさアップということで、半分くらい食べた後で試してみました。
蟹肉の旨味よりもカニ飯の旨味と香りが勝ってしまうかも？
ラップではなく開封前にフタをしたまま温めた方がよかったかな？
いずれにしても、カニの旨さを堪能できる逸品ですね。

朝からビールと共に旅気分を味わい、幸せな休日のスタートですが
お昼もまだ駅弁です（笑）