「男たちの大和 YAMATO」は17日から公開なんですが、
この映画や
この映画をベタ褒めしちゃってるINDYならば、当然初日の初回に観に行くだろうって思ってました?いや、そんな事気にしてないしとかそう言う意見は
馬耳東風でいくとして、ああ、もちろん行ったとも!例の如く
マイ映画館に車横づけですよ。
実はこの映画の前にもう一本観ちゃってて、この映画朝の9時台開始なのに既に2本目(^_^;)。普通はだいたい観た順番にここに書くのですが、どうしても
こっちを先に書きたい!
この映画、そんなには話題になってないような気もしますが、広島・尾道に6億円掛けて戦艦大和の艦首から艦橋まで190メートルの
実物大!のセットを制作したりと、かなり大作な雰囲気。今年は上記の2作もそうですが、大作の日本映画が多いな~。いい事だ。今年、この映画をやるのは、大和が沈んでから丁度60年だからだそうです。
一本目の映画を観る前に、この映画の席も確保しておいたのですが、時間が近づいたので入ってみると、なんか様子が変。間違って
「SAYURI」のやってるところに入ってしまった(*_*)。イキナリ本編っぽいのが流れてておかしいな~と思ったんだよな。気を取り直して、隣の大和の所に入ってみたらビックリ!朝一の回とは思えない位人が入ってる!前以外は全部埋まってる!しかも、
男率99.125パーセント!女の人を探すのに苦労する位。一人位いたかな。更にしかも年齢層が異様に高い!杖ついたおじいちゃんとかいるし~。あ、そうか、お年寄りは朝が早いもんな。選挙の日に自分が早起きしたな~と思っても、もう投票済ましてちゃったりするような人々ですから、9時台なんて遅い位か。
話としては平成17年4月6日、一人の女性が鹿児島、枕崎の漁港を訪れ、翌日7日に北緯30度43分、東経128度4分まで船を出して欲しいとお願いする。皆が危険だからとか断る中、彼女が内田2等兵曹の娘と知った老漁師は、その場所へ船を出す事にする。その場所は、戦艦大和が沈んだ場所であり、7日は丁度それから60年目であった。15時間の長い船旅中、老漁師の心の中には60年前の光景が切々と蘇ってくる・・・、という感じ。
感想としては、
素晴らしすぎる!実際の戦艦大和に関しては、そんなに詳しい訳ではなく、なんか沖縄に向かう途中に沈んだ、という位の知識しかないのですが、この映画で、どうしてそのようになったのか、そして大和の乗組員の思い、というのを知る事が出来たのはとても良かったと思う。こんな事があったのか・・・、と。何よりも実際の大和の上で撮ったんじゃないかと思える位、セットは素晴らしかったし、戦闘の場面、は過去の実際の映像も織り交ぜてあり、すさまじい。そして3333人も乗っている戦艦大和。それぞれに人間ドラマが当然ある。それぞれの家族、恋人、子供・・・。涙が溢れて止まらなかった。こんなに泣いたのはいくら泣き虫INDYでも久しぶりだった。私の映画気に入った度レベルの最高が「パンフレットを買う」なんですが、今回は観終わって、迷わずすぐに買ってしまった。エンディングの「CLOSE YOUR EYES」が頭から離れない。
この映画、
日本人なら老若男女問わず絶対に観るべきだ!そして感じて欲しい!この時代に生きた人々の思いを!それくらい素晴らしい映画です。お正月に普段余り映画を観ないおじいちゃん、おばあちゃんを誘って観に行くのもいいかもしれませんね。
追伸:
今年観た映画で第2位です!
連続企画・本日の万博紹介 今日は
長久手会場から
「ボスニア・ヘルツェゴビナ」。
万博関係、他にも
おすすめスポットと
フォトギャラリーに載せてますので、興味のある方は御覧下さ~い。
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「日本最高峰なのにいまいちマイナーだね!フォーミュラ・ニッポン第8戦もてぎ その2」
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Posted at
2005/12/18 00:00:49