
普通、映画を観ようと思ったら、自分の観たい作品を観ますよね。試写会だと観たい作品は応募しても当たらない事が多く、観るのは特に興味が無いとか、知らない映画という事が多いですね。それでも観てみると、良い映画に巡り会う事もあります。例えば
これなんかは試写会じゃないと観なかったと思うんですが、それが今や私的不動の1位ですから。まあ、その逆もあったりする訳で。そんな時は、まあ、タダだからしょうがないかと納得するしかないのでしょうね。
で、昨日試写会に行ってきました。観たのは
「世界」という中国映画。中国映画って殆ど観た事がないんですが、前、友達に誘われて観た
「至福のとき」はいい映画だったな~。泣いちゃいました。それからこっちもいいよ、と言われてWOWOWで観た同じ監督作品の
「初恋のきた道」も良かったな~。まあ、その2本だけ。
この「世界」に関しては当然何も知らず、行った訳ですけどね。上映前の話によると、中国・北京郊外に実際にある「世界公園」を舞台に、そこで働くダンサーを主人公にいろいろな人間模様を描いた作品との事。「世界公園」というのはエッフェル塔やピラミッドなどの世界各国の建造物を縮小して揃えたアミューズメントパークだそうです。へぇ~、そんなところあるんだ。とちょっと興味を引きましたが、なんか地味で寝そう、なんて心配しながら観た訳ですが。
観た感想としては、何ですかこれは!
「ひどい、ひどすぎる。十万石饅頭」と上映中愛を叫ぼうかと思う位のつまらなさ(ホントに叫んだらお縄になるので自粛)。心配的中で序盤から睡魔に襲われまくりのあくび出まくり。寝たら負けなので必死に耐えましたが、途中
「寝ちゃってもいいんですよ」、なんて耳元でエルメス似の小悪魔が囁いたよ(^_^;)。私は映画はエンドロールの最後まで観る派なんですが、あまりの睡魔の辛さに、エンディング以前に途中で帰ろうかと思っちゃいましたよ。こんな気持ち初めて。まあ、確かにいろんな事があるんですが、どれもどーでもいいんじゃない?って思う位の話。中国の都市、地方の問題を描いてるという事だけど、そんなに中国事情に詳しくないのでピンと来ないし。中国人が観たら楽しめるのかな。
この作品、なんかベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品してるとの事ですが、コンペティションってそもそも何よ?って調べたら「競争、競り合い」だそう。競争部門?意味が分かんない。出品してる時点で何部門でも競争じゃないの?前から思っていたんですが「~映画祭」に出る作品ってつまらないものが多いような気がするんだけど。そもそも大ヒットするような作品はそういう映画祭に出品されないしな。だからか。チラシの裏には外国の各紙が大絶賛!最高の四つ星!って何紙か書いてあるけど、ホントに観たの?
日本では
「オフィス北野」が配給。同じ部門に出品してる、11月公開の北野武監督映画
「TAKESHIS'」の予告が流れてました。「TAKASHIS'」を中国で上映する代わりに押しつけられたんじゃないの?と勘ぐりたくなる位、この映画を日本で公開する意味が分かりません。
10/22から東京・
銀座テアトルシネマでドラマチックにロードショーだそうです。観に行ったらロマンティックが止まってしまうと思いますが、ここまで読んでも観たい!という物好きな方は、止めません。でも、
自己責任でお願いします。私がこの映画1800円で観たら、終了後、受付の人の胸ぐらを掴んでるな、たぶん(^_^;)
連続企画・本日の万博紹介 今日は
長久手会場の
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 」。←ドコの国だか分かります?
万博関係、他にも
おすすめスポットの方にいろいろ載せてますので、興味のある方は御覧下さ~い。
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Posted at
2005/09/28 19:20:53