社外燃料ポンプ　

やっと日本に帰ってきました
また月末に旅立つ予定です・・社長が気軽にとばしすぎるんですよ
さて、先日よりお預かりしていた、M氏のセラですが
車検もすんなりとおり、残りの項目をを仕上げてオーナーのもとに帰れる日がやってきました

エアロつけたりとかそういう項目は問題ないのですが
一番重症だった項目が燃料ポンプでした、
4年という長い歳月倉庫の中で眠ってたので、燃料が腐り、フロートは固着して動かなくなり
燃料ポンプは完全にだめになっていました。
最初の2年はエンジンをかけていたようですが、その後はエンジンをかけなかったので
このような状態になったとおもわれます。
ガソリンタンクを空けたら、ガソリンの腐ったにおいがしてました。
このせいでガソリンが固着して燃料ポンプがだめになってしまったようです
フロートはゴシゴシと磨いたらまた前のように動くようになりました

車の保管は本当に難しい物です
燃料タンクを空のまま保管してあったセラも預かったことがありますが
タンク内が錆だらけで、砂漠化していました・・・・
手ですくって錆？鉄粉？砂のような錆を除去していましたがこれもこれでいつか穴が開きそうで
タンクにはよろしくありません。最善の方法はないようですね。


今回の燃料ポンプは社外ですが25５リッターというビックサイズのもの
ヤフオクで激安の約３０００円で売られていたのでこれを使ってみることにしました
まぁフィルターのところがちょっと違うけど何とかつくだろうと買ってみました

ポンプの移植は比較的簡単で30分もあればできます
配線のプラスマイナスの線を中でつなぎなおしてやればいいだけです
ポンプは止まらないのでバンドでとめておきます
移植した後はこんな感じです。燃料ポンプに防音ゴムがまかれています。

純正よりフィルターがでかくていい感じです。燃料がたまる受け皿のようなところがタンク内にありますがこのぐらいでかくてもちゃんとおさまりましました。

組み付け戻してテスト走行問題なし
燃料ポンプをやるときは火気厳禁もそうですが、ガソリンも蒸発するので喚起のいいところと
やるときはバッテリーもちゃんとはずしてください
燃料ポンプステーにもボディアースがありますし、火花が散ったら引火しますのでかなり危険です
それさえ守ればそう難しい作業ではありません

燃料ポンプは大きくても車に特に影響はありません。使い切れなかった燃料は戻ってくるだけです
ちょっとでもおかしいと思ったり、放置気味だった車は変えておいたほうがいいパーツですね
燃料ポンプフィルターも20年使っても交換できませんし・・・

私の車もこれに変えよう思います