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かたむ~のブログ一覧

2018年03月23日 イイね!

働き方改革とはかくあるべき



たまたま開いたら番外編が来てた。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1803/23/news028.html

まぁ,正直言って,この副社長の意見に対して何の異論もない。
というより,AI発達時代ではこういう考え方しないと本当に無職になるんじゃないかと思う。
俺が俺がで付加価値を生み出していこうという意志がないと,ね。



2018年02月20日 イイね!

「ホントそれな」という話



毎週楽しく読んでるけど,今週は特に「ホントそれな」。
クルマのコモディティ化と衝突安全

パワトレ持ってくればクルマは誰にでも作れるとかほざく輩には,我々の苦労など分かるまい。
むしろ下手に電動化とかされる方が余計に仕事増える罠。

……ブログに短し何シテルに長し。


2018年02月05日 イイね!

2時間走って10分休憩



電気自動車のネックは,言うまでもなく航続距離と充電時間だ。
理想主義者がゴチャゴチャ言ったところで,これらを解決しないとひとまず話にならない。
とはいえ,どこかで性能に折り合いをつけるなら,表題ぐらいがボーダーかなと思う。

いいクルマは乗っていて疲れないから何時間でも走れる……。
言いたいことは分かるし支持もするものの,残念ながら現実はそうもいかない。
人間,腹も減れば喉も渇く,小も溜まれば大も溜まる。あと人によってはタバコとか。
クルマがいかによかろうが,このあたりが積み重なると疲労は倍々で溜まっていくものだ。
空腹はまぁ我慢できるし,大は別次元問題だとして,意外と馬鹿にできないのが乾きと小だ。
なんともいえない嫌~な疲れが溜まるし,徐々に機嫌が悪くなって運転も短気になってくる。
イメージ的には二次曲線的に影響してくるので,気づいたら早めに手を打った方がいい。

こういう人間様の事情を踏まえた上で,クルマの「もう走れないよぉ」に付き合えるサイクル。
その妥当なラインが「2時間走って10分休憩」くらいかなぁと考えるのである。
2時間も走れば乾きと小のどちらかは溜まるでしょ。解消には10分で足りるでしょ,という理屈。
(言っている筆者は酷いと膀胱チャージ完了まで1時間弱とかあるが,それは措いといて)

いかなるステージにおいても2時間走り続けられるか。ここに最初の関門がある。
高速だと1時間おきが限界だろうi-MiEVなんかが脱落する。旧リーフも微妙だろう。
が,この条件だけなら突破できるEVは意外とあるので,本当のネックは後者だ。
急速充電であっても,10分以内でフルチャージできるEVは今のところない。早くて30分だ。
2時間ごとに30分待てるか……私は無理だ。便所とタバコとコーヒーでも10分も潰れない。
単純にノンストップの25%増しの時間がかかると考えると,ちょっとそれはなぁだろう。
高速道路でそんなサイクルで休まされるのは,同乗者の都合であっても考えてしまう。

どちらかといえば,容量よりはこのチャージ速度の方が重点的に解決するべき課題だろう。
とはいうものの,原理等々を考えるとやはり難しいんだろうなぁとは思う。
電池が電池である限り,10分チャージは現実的ではない。無茶をすれば大炎上だ。
ZEVだのCAFEだの言っている妄想家たちは,もう少し現実を見て口を利くべきだと思うのだが。

ただ,このチャージ時間をほぼ解決した電気自動車"っぽいもの"なら,実は既にあったりする。
……するのだが,話が全くまとまっていないからそれはまたの機会に。
今回は,たまにはなんか真面目なこと書かなきゃと思って走り書きしただけなので。



2017年11月07日 イイね!

トランプ摩擦に我思う



相変わらずトランプ大統領が吠えている。
曰く「アメ車は日本で売れていないのに,日本車はバカでかい船で米国に運ばれてくる」
ついでに「だから日本メーカーは米国内に工場を作るべきだ」

これに対する日本国内の反応ももはやテンプレ化している。
曰く「悔しかったら日本で売れるアメ車を作ってみろ」
まぁこの発言はごもっともだ。

だが,ちょっと落ち着いてほしい。
君たちが噛み付いている部分は,トランプにとっては枕詞に過ぎないのではないか。
そう考えると,この発言には米国内の問題が透けて見えてくるように思う。


そもそもの話,日本メーカーは既に米国内に多くの工場を持っている。
それが閑古鳥が鳴いているようでは困るが,現実には相当規模の台数を生産している。
詳しい工場数と生産数は不明だが,米国経済にとってなくてはならない存在なのは確かだ。
そしてその生産の殆どは米国内向けだろう。少なくとも北南米大陸向け。

しかし,である。
それだけの台数を現地生産しているにも関わらず,日本メーカーは米国に輸出もしている。
要するに,米国内の日本車需要は,米国内生産だけでは満たせていないのだ。
これは台数の話でもあるし,工場の製造ラインナップの話でもある。
が早い話が,それだけ日本車が米国で売れているということだ。

ここで少し気になって,自国に自動車メーカーを持つ各国のマーケットシェアをググってみた
2017年の直近3ヶ月で見ると,米国は45%弱,独は45%強,仏はちょい高めで50~60%。
対してそれぞれの国における日本車のシェアは,同順に40%弱・10%・8%。
米国内における日本車のシェアは,国内に自動車メーカーを持つ国としては異常だ。
逆にアメ車のシェアは,マーケットの状況を鑑みれば低すぎると言わざるをえない。
国内に工場を持っていなければシェアが取れない,多分に鎖国的な市場であるにも関わらずだ。
その証拠に,日米メーカーだけでマーケットシェアの85%を占めている。
米国はそういう市場なのだ,もともとが。


さて,こうした背景を踏まえて,トランプの発言をもう一度見てみよう。
「日本メーカーよ,船で運んでくるのは大変だろう。国内に工場を作るのはWin-Winだぞ」
実際は労働者賃金等の関係でそんなうまい話ではないかもしれない。うまい話ではないだろう。
が,トランプに対する心象バイアスで考えるほど悪い話ではない可能性もある。

現在船便で運んでいる車種を現地生産に切り替える。採算は合わせられなくはない気がする。
納車までのリードタイムを解消できれば,米国内のシェア拡大も出来るかもしれないからだ。
それでアジアの工場が空いても,今後ASEAN・インドを戦う準備と捉えることもできる。
さらに,絵に描いた餅のZEV法の件もある。
完全米国向けの(罰金対策のためだけの)EVを,わざわざ他所で作って船で送ることもなかろう。
テスラが既にいる以上,間に合わせ程度のEV用の電池を調達するなら米国は都合がいい。
以上は素人考えかもしれないが,米国に工場を作ることには一定のメリットもある気がする。
さて,各自動車メーカーのトップはどう判断するか。

そうなった時,苦しいのはトランプのお膝元のメーカーたちだ。
ただでさえ拮抗している自国内の乗用車市場を,これ以上日本車に荒らされたらどうなるか。
本来は彼らこそが,米国内に工場を増やせなければならないはずなのだ。
なぜ自国民が,自分たち国内メーカーの製品ではなく,船を待ってまで日本車を買っているか。
その理由を考え,「バカでかい船で米国に運ばれてくる」日本車を追い返せるだけの製品を作る。
早急にそれを実行しなければ,日本メーカーとシリコンバレーに駆逐されてしまうかもしれない。
優遇措置におんぶに抱っこのピックアップに籠城して糊口を凌いでいる場合ではない。


いや~素人は気楽でいいね,こんな記事書いて大外ししたところで,生活には一切支障がない。





2017年11月03日 イイね!

チープが理由で人は死なない



クルマの内装というのは実に厄介なものである。
実のところ,私自身は内装の質感なんてものには興味がない,もう心の底から。
が,だからこそ思うことがあったのでちょっと書いてみる。


今時のクルマにおいて,内装の受け持つ主たる役割は見た目の良し悪しだ。
かなり観念的で曖昧なものだと思うが,質感の高低という言葉で評価されることが多い。
さすがに内装の質感が高いというだけで買ってもらえるというものではない。
が,内装の印象がパッとしないから選択肢から落とされる,なんてのは普通にある事態だ。
ドアを開けて,ふ~んと軽く眺めて,バタン。あとは適当にお茶を濁しつつ気配を消して……。
販売員の声掛けがあれば乗ってもらえるかもしれないが,間に合わなければそれまでだ。

最近ではもっと深刻で,内装の質感次第では実車を見に来てすらもらえないことだってある。
数だけは無駄にあるネット記事には,ご丁寧に色々な角度からの内装の写真が載る。
多くの人は,わざわざ複数の媒体をクロスチェックはしない。たまたま見た記事の印象が全てだ。
よって内装は人の目だけでなく,カメラマンの腕やカメラの性能とも戦わないといけない。
俗に"いんすたばえ"とかいう類のやつだ。デザイン屋や内装屋は大変である。

「クルマの本質は走らせてどうかだろ」と思う向きには理解し難いかもしれないが,これが現実だ。
結局のところクルマは商品なわけであるから,まずは売れなければ話にならない。
売れるためには,来て見て乗ってみてもらわなければならないのは今の時代も基本同じだ。
だから作る側も,来て見て乗ってもらえるよう,見てくれには非常に気を遣って仕事をする。
合コンが第一印象勝負なのと同じだ。まぁ私は1回しか行ったことないが。


……と,いうところまではいいのだが,問題はここからだ。
いくら見た目が大事だからといって,本質的な部分のチェックを忘れているのではないか。
そう問いたくなるような,インダストリアルデザインとしては低レベルな内装が最近多い。
クルマは第一に工業製品であり,人が扱って動かす機械であることが蔑ろにされているように思う。

ステアリングやシートの本革なんかがイメージしやすいところだろうか。
耐久性などは改善されているのかもしれないが,やはりどうしようもなく熱くなるし,よく滑る。
コマンドーの時代から何年も言われ続けているのに,未だに直らない。
「高級感を出すには最低限本革でないと……」は分かるが,本分を押さえる努力はすべきだ。
持つに堪えないステアリングに,乗員を保持できないシート,でも見た目はいい。それでいいのか。

個人的にもっとも深刻だと思っているのがインパネだ。
最近のインパネデザインは,ドライバーの能力を試すかのごとく凝りに凝っている。
メーターパネルは,ぱっと見ただけでは把握しきれない量の情報を一挙に提供してくる。
センターパネルは,ボタンがごっちゃりorフルタッチパネル,ブラインド操作? 無理だよ。
パネル本体は,艶やかなソフト表皮に複雑な造形,フロントガラスに映るのは前景ではなく内装。
細かい模様やボタン配置までデザインされた内装,動かす前の見た目はさぞ素晴らしいだろう。
ガレージに駐めた状態で,ボタンひとつひとつを押してニマニマするならいいかもしれない。
だが,このインパネとともに,よく晴れた夏の日に長距離移動することを考えてみてほしい。
前方視界は不良,欲しい車両情報の在処も一見で分からず,空調操作ひとつで命がけだ。
この辺は正直,高価な外車の方が酷い。実用性チェックはしたのかと訊きたくなるものばかりだ。
モノによるが日本車はまだ良識的だ。操作系は比較的すっきりとロジカルに配置されている。
といっても,インフォテインメントを含めてしまうとどんぐりの背比べだが。


見た目などどうでもいいとは言わない。クルマが商品である以上,そこは避けて通れない。
だが,本来果すべき機能を蔑ろにしてまで追求するのは,それは間違っていると思う。
内装デザインは,最低でも安全を損なわないよう,可能なら安全を補強するべくなされるべきだ。
安全はパッシブ及びアクティブセーフティだけの持ち分ではないのだ。
ドライバーの視界や操作を妨げないこと。内装の大原則を思い出してほしい。

やりすぎてしまうメーカーも当然問題はあるが,それを喜々として求めるユーザーもユーザーだ。
本革やソフトパッドで覆われていないと死ぬのか。(車室内衝撃って概念はあるけど,さておき)
あんまり薄っぺらでガタガタ音がするなら別だが,見た目が安っぽいことで特に支障はなかろう。
上述のとおり,逆に奢った見た目のせいで人を轢いたりすることの方が可能性は高い。
このことは頭の片隅にでも置いといて損はないのではないか。


クルマは,置物でも絵画でも家具でもない。
人が乗って,人が操作して動かす,重くて速くて危険な機械だ。
その室内,とりわけ運転席周りはコックピットだと弁えてほしい。
メーカーも,ユーザーもだ。

普通に考えて,内装なんて運転中に見ない。見てはいけない。
ちゃんと運転していたら,内装の質感なんかよりもっと他のところを気にするはずだ。
運転中に存在や造形を意識してしまうような内装のクルマは,もうその時点で買うべきではない。
各種必要操作(空調とか)を目視しないと行えないとか,情報がごちゃってるとか,テカるとか。
こういう見方は試乗に行った時などに参考になるのではないかと思う。
プロボックスは本当によかった。クソみたいなエクリプスナビを除けば何も気にならなかった。
手前味噌だが,うちのミラージュの内装もその点は最高だ。見てくれは笑えないくらい酷いが……。
止まっている時の見た目もよく,それでいて運転の邪魔をしないなら,何も言うことはない。



プロフィール

「ノーブレーキどころかフル加速で信号無視して側突はさすがに草も生えない。どこを見ていたというのか。」
何シテル?   08/28 21:29
人生うまく行かないことばかり。 エコカーで非エコ運動して鬱憤発散。 GANREFはじめました https://ganref.jp/m/h-kata_l...
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