映画「クライマーズ・ハイ」を見ました。
先日、愛知出張で時間が出来た日曜日に
一人でふらっと近くの映画館で見てきました。
群馬・御巣鷹山に落ちた日航機の事故を扱った映画です。
映画自体は良くも悪くも・・・
役者さん達の映画や画面の構成・映像は
本当にすばらしいものでした
ただ原作を読んでいないのでアレですが、
なんとなく詰め込み過ぎな感じがしました。
たぶん原作には書かれていたであろう、人間関係みたいなものが見えにくく
最後の最後に素直に感動して終われなかった気がします。
でも、
人々の記憶も薄らいできたしまったかも知れない日航機事故を
扱った映画として、充分に秀逸な映画であったと思います。
日航機の事故から23年
もしかしたら、コレを呼んでいる人にはこの事故を知らない
この年には生まれていない人もいるのかもしれません
僕はこの事故に関して忘れられない記憶があります。
僕はまだ中学生でした。
夏休みのある日、いつも米軍横田基地から飛ぶ飛行機とは
別の空を特に低く飛んでいる飛行機を見た記憶があります。
地元が事故機の迷走飛行の経路だったんです。
もちろんその時にはそんな事はまったく知らず、
時間をおいてTVのニュースや新聞報道をみて
その事を理解した訳ですが・・・
けれどもそんな特別な記憶が無くたって、
これだけの大きな事故を忘れて良いわけはないと思います。
あれだけ多くの人の命が一瞬にして奪われた事を忘れて良いはずがないと思うから。
人にあの事故の事を思い出させてくれて
今生きている事の大事さや
命の尊さについてもう一度考える機会を与えてくれた
それだけでこの映画は傑作だったと言いたいと思います。
Posted at 2008/07/10 17:57:45 | |
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映画って本当にいいですねぇ | 日記