PCVバルブ、ブリーザーまわり交換のまとめ

PCVバルブとPCVバルブシールとブリーザーシールを交換したら燃費が2.8も伸びました。ストップ＆ゴーが多い夜の国道でかなり慎重にアクセルを開けても18km/L台が最高でしたが、あっさり更新しました。
( ﾟДﾟ)距離は約50kmです。
部品代はスズキの実店舗で発注すれば2000円ぐらいです。私が使った液体ガスケットは300円だったので全部合わせても2500円ほどです。

カーブを曲がるときに車速がかなり落ちた後のもう一段階強い不自然な減速感、アクセルオフでの強い減速感も無くなり同時に少ないアクセル開度でも車が進むようになりました。

赤矢印のボルト、青矢印のプラスねじと緑矢印のはめ込みを外すとエアクリボックスを取り除けます。

オイルレベルゲージ横にPCVバルブがあるのでホースクランプを開いてホースを外してバルブを交換します。

シールも同時に交換しますが、劣化でゴムが裂けやすくなっているので慎重に取り除きます。タペットカバー内に落ちないように慎重に。

シールは裂けてボロボロに。あやうくタペットカバー内に落ちるかと思いました汗

ターボモデル用新品シール
品番11198-58B00

ブローバイガスで劣化したPCVバルブ

ターボモデル用新品PCVバルブ

品番　18118-78G50

劣化してるであろうブリーザーシール

エアクリボックス側を見てもオイルで全体的に濡れています

エアクリボックスが刺さった状態で確認してみてもオイルがにじんでいました。

新品のブリーザーシールです

品番　11197-58J51

エアクリボックス側に液体ガスケットを塗布。
シールとの隙間を無くすために少し多めに塗りました。

夜の九時ごろにガスケットを塗って朝までの九時間ほど放置していましたが、完全硬化時間は24時間との事でした。

これは古いブリーザーシールですが、液体ガスケットを同じ方法で塗ってますが、エアクリボックス側には硬化した液体ガスケットは残らないようです。

ほこりが付いてしまっていますが、エアクリボックスとの接合面にオイルは全く付いていませんでした。気密が保たれていたようです。完全硬化を待たずに運転しましたが問題は無かったようです。
ブーストをかけずにソロソロと運転してました

結構な隙間が開いていたのかもしれません。

たまに+0.8ほどのブーストもかけてみたりもして400kmほど走行しましたが、今のところエンジンオイルの消費はあまり目立っていない状態です。

今まで一定量のオイルが減った後はオイル量に変化なく5000kmまでそのままという変な現象に陥っていたので、今後1000km、3000km、5000kmと観察を続けていきます。

今回エアクリボックスを何度も外して思ったのは、MH23Sのターボモデルのエアクリにはブローバイガスからオイルを取り除く仕組みがあります。

エアクリボックス上部ですが、エアクリのブローバイガスの通り道からここに入って

さらにここがボックス状になっていてオイルを落とす仕組みに。

それでもここまでエアクリボックスの出口がオイルで汚れていました。

今回はパーツクリーナーを吹いた後に中性洗剤を入れたお湯に沈めて洗浄した後にヒートガン等で乾燥後にとりつけました。

よく見るむき出しタイプのエアクリに変えるとオイルキャッチタンクが無いとオイルいっぱいのブローバイガスがターボのブロワー直撃してるんだと思うと心配になりますね。