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今日は朝から仕事であったが、予想外に早く終わることができ、天気もいいことから温泉を兼ねたドライブに行くことにした。

目的地は、今まで何回も通り過ぎる際に横目で見ていた長門峡じゃ。ここは山口県を代表する渓谷とされている。本当は新緑か紅葉の時期がいいらしいんじゃが、まあええじゃろう。この長門峡のちょっと北に、「湯の瀬」という温泉がある。今日は長門峡を散策して湯の瀬で温泉を楽しむという計画じゃ。

午前10時過ぎに市内を出発。カーナビのゴリラ君（サンヨー製）の誘導に従って、R３１５を一路北上。途中狭い道を誘導されて肝を冷やしたが、何とか12時半頃温泉に到着。

すると「冬期休業中」の看板。「えっ、ウソじゃろう。」あたりは人の気配も無い。他に民家も無く。本当にやっていないらしい。こんなこともあるんですねぇ。ということは冬にこんなところに来る人はいないということか？

仕方ないので、長門峡だけでもと思い出発。程なく広々とした駐車場に到着。「はい、誰もいません。」
せっかく来たんだからと車を止めて、長門峡入口と書かれた看板の上がっている建物に行くと、そこは小さな食堂でした。店の前には３台の車が止まっていて、店の中で何かを食べているお客らしき人も見え、なんかほっとした気分でした。
店の脇を通って遊歩道の入り口にいくと、「長門峡」と金色の文字を彫りこんでいる岩を発見。ふと見ると下の方に「安倍晋三」の文字が。総理になってよかったですねぇ。

それから散歩開始。渓谷の川沿いに延々と遊歩道が続きます。川の流れは時に激しく、時に穏やかに、悠久の流れを刻んでいます。見ていて飽きないです。道沿いの木々は、しっかりと大地に根を張って立っています。また、道の周辺には所々苔むす岩もあって、素晴らしい雰囲気でした。遊歩道には、私の他に誰もおらず、聞こえてくるのは川の流れと風の音だけでした。結局往復７㌔少々の道のりを歩きましたが、お陰で、なんとも贅沢な時間を貰いました。自然を独り占めにした気分でした。

駐車場に戻ったのは午後3時過ぎ。ちょっと疲れたのでやっぱり温泉には行きたい。ということで、おなじみの「六日市温泉ゆらら」に行くことに決定。
早々に出発、県道３１０号線を南下し、国道９号に乗る。この道は山口と益田を結ぶ快走路です。車も信号も少なく快適です。阿東町から津和野、日原を経由して国道１８７号に乗り、柿木村経由六日市を目指します。この１８７号も国道３１５号ほどではありませんが、快走路です。
それにしても、今年は暖冬のお陰で雪も無く有難いです。例年だとこのあたりまで来ると、結構雪や凍結の心配が必要なのですが。

ゆららには午後５時前に到着。駐車場は一杯です。何かだんだんお客が増えてきているような感じです。人気が出てきたのかなぁ。これだけの施設で料金が500円だもんな。当然か。
久しぶりのオープンで冷えた体をじっくり温め、疲れた足腰をゆっくり伸ばして1時間。午後６時過ぎに温泉を出て帰路につきました。ここからはクローズです。通り慣れた道を約1時間。午後7時過ぎに無事自宅に到着しました。

新年になって、まとまった距離を走るのは初めてでしたが、楽しい一日でした。今年も事故に気をつけて、あちこちに行ってみよう。

写真その１
写真その２