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先日の富士山ツーリングに味をしめて、年内にもう一度どこかに行きたいと思っていました。

で、先週の土日は天気予報は今一でしたが、贅沢を言ってる場合ではないので、とりあえずどこかに行こうということで、知る人ぞ知る「正丸峠」に行ってきました。ここは、自宅からはツーリングの目的地としては近いので、今まで行こう行こうと思いつつも、タイミングが合わなかった場所です。

あっ！もしかしてこの峠のことを知らない人がいるとあれなので、ちょっと解説。
この峠は、しげの秀一原作の「頭文字（イニシャル）Ｄ」というタイトルの漫画の一場面となった峠道です。ＡＥ８６に乗る藤原拓海が、同じく８６に乗る秋山渉と、ここでバトルを繰り広げました。

詳しくは、漫画のセカンドステージの後半あたりを見てください。この漫画が好きな人なら、一度は行きたくなる場所ではないでしょうか。まあ、私もその内の一人なのですが。

さて、土曜日は朝５時ちょうどに自宅を出発。混み始める前のＲ２４６、Ｒ１６を北上。午前６時半過ぎには、八王子を過ぎて昭島市に到着。ここまで来れば後はそれほど渋滞は心配ありません。

以後都道を使って羽村市、青梅市経由名栗温泉を目指します。青梅市を過ぎて都道５３号に入ってからは、信号も車も少なくて快適でした。

で、午前７時半に正丸峠の入口と思しき場所に到着。漫画とは違うので、正直なところここがそうなのかは自信ありません。


写真を撮って一休みして、走ってみました。漫画に登場する際にも荒れた道と紹介されていたので、大丈夫かなとおっかなびっくりでしたが、普通に走る分にはどうってことない道でした。確かに舗装は荒れていて落葉が道の両側に大量にたまっているので、道はずいぶん細く見えます。また所々わざとでこぼこ道にしてあるので、スピードは出せません。

約１キロで、道の由来となった正丸峠に到着。この階段が、高橋涼介、啓介兄弟と、中村賢太がバトルを観戦した場所かな。


観戦ポイントから登ってきた方向を見ると、こんな感じ


朝早いので、当然営業はしていませんが、ここが峠のお店の奥村茶屋です。８００円で峠の名前が入ったステッカーを売っていたみたいですが、買えませんでした。


なかなか眺めも良く、天気が良ければ絶景だったかも



ここからは下りになります。似たような道を約４キロほど下って、ここが反対側の入口と思しき場所


せっかく来たのに、このまま去るのは心残りなので、もう一往復しました。
天気が良ければねぇ


道はこんな感じ


見通しは悪いです。


都合１時間ほどこの峠道を走ってからここを離れ、次に「奥武蔵グリーンライン」を走ってみました。ここは林道で、埼玉県内の「関東ふれあいの道」の一部なので、車で走るより、歩いた方が楽しいのかもしれません。事実早朝にもかかわらず、かなりのハイカーと遭遇しました。

そんな中、「関八州見晴台」は訪れるべきとネットに載っていたので、車を止めて登って見ました。
道路から歩いて丘を登ること１０分で、展望台に到着。関東平野を一望できます。


紅葉も綺麗でしたよ。


写真では識別できませんが、新宿のビル群やスカイツリーも見えて良い眺めでした。やはり天気が良ければ、最高でしょう。もう一回来ようかな。

その後、引き続き林道をうろうろしてから、山を下りて「道の駅あしがくぼ」で休憩


休憩後、秩父市内から県道１１号を使って山越えをし、小川町に行ったのですが、この峠を越えている最中にあられがばんばん降って、一時道路が白くなって肝を冷やしました。後でニュースを見ると、この日が関東平野部の初雪の日だったそうです。いや、もう山は怖いですね。

平地に下りた時点で、お昼ちょっと前でした。この日は埼玉の兄の家に遊びに行く約束もしていたので、嵐山小川から関越道路に乗って１２時半頃に兄宅に到着し、短いツーリングを終えました。

走行距離は約２００キロ。念願の正丸峠に行くことができたので、大満足でした。
もし次に走りに行くとしたら、南ですねぇ。

それでは皆さん、またね♪