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車の整備も終わり、洗車をすれば新年の準備完了と思っていましたが、今年の走り納めをしようかなという気になり、昨日伊豆から焼津方面を走ってきました。

朝５時半に自宅を出発。今日は下道優先で走ることとし、県道を走って国道１３４号に乗り、ついで国道１号を使って、一路箱根を目指します。

１時間少々で、ターンパイクの入口に到着。やっぱり早朝は空いていていいですね。トイレ休憩を取ってから出発。料金所で７００円を支払います。「凍結の具合は？」と聞くと、問題なしとの返事でした。

ターンパイクは、コーナーも緩やかで高速向きですが、今日はそんな気も起きなくて、周囲の景色を楽しみながら登りました。途中数台の車に追い越されましたが、普通のファミリーカーが猛然と追い越して行ったのにはびっくりしました。

前日の土曜日が雨模様で、天気は完全には回復していません。山々はもやに包まれて、空は鉛色の所々に青空がのぞいています。それでも心は晴れ晴れでした。


大観山のパーキングに到着


富士山が見えるかなと行ってみましたが、ごらんのとおり。天気が良ければ、正面に見えるはずです。


一休みして、次に西伊豆スカイラインに向かいます。この道は、何度か伊豆を走ったことのある私ですが、まだ未踏の道路です。他の方のブログでもかなりのスケールの道路と聞いているので、期待も膨らみます。

さて、大観山を芦ノ湖側に下りて、国道１号線を西へ。三島市内で国道１３６号線に左折。まだ時間も早く快調に進みます。道路や信号の具合から、日中はかなりの混雑が予想される道路でした。次に、修善寺から右折して、山を登って、戸田峠に向かいます。地図上ではここが北の起点のようです。

９時過ぎにコースイン。前日の雨の影響が残っていて、道路は全般にウエット。凍結は無いようですが、無理はできません。もっとも初めての道路なので、慎重に走ります。

それでも、こんな道や


こんな道も


晴れていればと、思わずにはおれません。わくわくしながら走って、戸田駐車場で一休み。見るとトレッキング客のための看板が立っています。このあたりは遊歩道も併設されているようです。達磨山８００メートル、伽藍山１．５キロ？との表示があったので、近いほうの達磨山に登ってみることにしました。


登りながら、振り返ると車がポツンと１台。道路と、トレッキングのコースがくっきりと。空はかなり晴れてきましたね。


西を見ると、見えているのは戸田港ですね。現在地の高さを感じます。


１５分少々登って到着。空は晴れていますが、周囲の山々は、もやが取れきっていません。ちょっと残念。


山を下りて、引き続きスカイラインを南下。道路もだんだんドライになってきました。なぜが車はいないので、貸切状態で楽しみました。
で、南の端の仁科峠に到着。この頃には、空は快晴になって、山々のもやもほとんど無くなってきました。写真は、来た方向を見ています。車はユーターンして駐車。


やっぱり遊歩道の案内があって、近そうだったので、見えている山に登ってみました。所要時間約１０分。車が小さく見えます。


富士山も見えるようになってきました。


山を下りてから、来た道をバンバン走って引き返し、起点の戸田峠に戻りました。ちょっと物足りなかったので、再度アタック。約半分南下したところで満足し、国道１３６号線を東に向かい、天城湯ヶ島に下りました。下りきって、修善寺方面に北上を開始したところで、立寄湯を発見。

「湯の国会館」という看板がありました。ちょうど一休みしたかったので、温泉にでも入ろうかと思い、駐車場に滑り込みました。昼風呂は贅沢感がありますね。料金が８００円と、ちょっと高い感じがしましたが、まあ、観光地価格でしょう。１時間ほどのんびりして出発。

引き続き国道１３６号を北上。車は多くなってきました。海側に迂回しようと国道４１４号に入りましたが、これが失敗。ひどい渋滞に巻き込まれて、のろのろと沼津に向かう羽目になりました。よっぽどこのまま帰ろうかと思いましたが、せっかくここまで来たのにとの思いで、次なる目的地である「三保の松原」を目指しました。

どうにか沼津をクリアして、国道１号に乗ってからは、快調に走れました。途中道の駅「富士」で休憩して、午後３時頃に到着


付近は、ゆったりと時が流れているようでした。何百年も前の人も同じ景色を見たのだろうと思うと、何だか不思議な感覚です。


で、もう一つの目的であった、「羽衣の松」が、これです。・・・なんと、枯れてしまったのですね。樹齢約６５０年ということで、寿命なのか、環境悪化のせいなのか知りませんが、何とも残念です。天女も、枯れた松には羽衣はかけてくれないでしょうね。


反対側には、「羽衣の松」の二世が成長していました。これに意味があるのかどうかは不明です。


驚いたのがこちら。なんと「新・羽衣の松」です。ご丁寧に看板が立てられていて、こんな記述がありました。

「三保の松原のシンボルとして長い間愛されてきた先代「羽衣の松」に代わり、その役を引き継いだ「新・羽衣の松」平成２２年１０月に数世紀ぶりの世代交代が行われました。　静岡市」


私は松の前で、不謹慎にも噴き出してしまいました。本家が枯れたので仕方がないという理屈かもしれませんが、いいようのない違和感が・・・・。可笑しくて、やがて悲しい。

気を取り直して、こちら


三保の松原から、車で約１０分。東名高速の「日本平ＰＡ」は、つとに有名ですが、ひょっとして本家はこちらかも。

富士山が雄大にそびえているのが見えます。海とのコントラストも素晴らしいです。


先ほどまでいた三保の松原方面を見ると、こんな感じ。手前の湾は折戸湾で、出っ張りの向こう側の海岸が松林で、約６キロにわたって続いています。


日が陰って、富士山がくっきりと見えてきました。多分１年中、どんな天気でも、ここからの眺めは素晴らしいのだろうと思いました。


時計を見ると、時刻は午後４時半。そろそろ帰路につきましょう。渋滞は覚悟の上です。今日中に着けば良いと割り切ります。日本平から自宅までは、ナビで約１３０キロあります。

結論からいうと、混んだのは沼津市内の国道１号線と、沼津から御殿場にかけての国道２４６号線でした。途中、御殿場を過ぎて、道の駅「ふじおやま」で休憩と夕食で約３０分を取りましたが、自宅に着いたのは午後９時過ぎでした。走ったのは、正味４時間程度です。

当日の総走行距離は、約４００キロ。良く走りました。特に西伊豆スカイラインは良い道路ですね。また行きたいと思います。

以上が、昨日の走り納めの概要です。

連休最終日の今日は、家で家事整理です。洗車は明日に持ち越し。車に関しては、今年いろいろありましたが、最後は楽しく走って終わることができました。

それじゃぁ　皆さん　またね～♪