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東北旅行も折り返しを過ぎ、疲れも溜まってきました。このころから、写真がさらにずさんになっていたようです。肝心なところの写真が無い！
まあ、そんなこと今更嘆いても仕方ないので、後半戦に突入です。

８月６日火曜日、弘前市内のホテルの朝、天気は良好。朝食もそこそこに十和田湖目指して出発。市内を抜けると車も一気に減って、快走路が続きます。

２時間ほどで十和田湖の湖畔に到着。さすがにまだ人は少ないです。


午前中に奥入瀬を少し散策するつもりでしたが、車を止めた近くにいた地元の人の勧めで、バスで２０分ほど下ったところから、十和田湖を目指して歩いてみることにしました。
まだ歩く人も少なく、森の空気を一杯に吸い込んで、とても気持ちの良い散歩でした。








お昼頃に湖畔に戻り、手近な所で昼食を取って十和田湖を見物しようと移動を開始したところ、にわかに空が曇ってきて、やがて激しい雨となりました。
ワイパーでも前が見えないくらいの雨が降っています。


十和田湖を一望できるというポイントに行きましたが、雨が激しく車から降りることすらままならない状況でした。そうこうしている内に何だか体調が悪くなってきました。どうやら午前中歩きすぎたようです。旅の疲れもあったのでしょう。夜には青森のねぶたが控えているので、ここは大事を取って今夜の宿に早めに向かうことにしました。

午後４時過ぎに宿に到着。近所の駅です。


旅館にチェックインして、少し横になって休みました。午後６時過ぎに浅虫駅に行き、青森駅行きの電車に乗り込み、ねぶたの会場に向かいました。電車には「はねと」と呼ばれる踊り子の衣装を着た若者がたくさん乗ってきました。気分が盛り上がります。


市内は、明るいうちから物凄い人出で、交差点には山車が準備され出番を待っていました。


この後ねぶたを堪能し、再び電車で宿に戻り、温泉を頂いてお休みなさい。

８月７日水曜日、今日は下北半島に向かいます。道路は快走路。


当初は尻屋崎に先に行くつもりでしたが、昼食に大間のマグロ丼を食べたかったので、途中で予定変更。どっちにしても、快走路です。


で、予定通り昼前に到着。本州最北端


本物の大間マグロは、冬に来ないと食べることはできないそうですが、そんなことも言ってられません。


一応食べたことにしました。満足♪


一休みして、今度は下北半島の反対側の尻屋崎を目指します。


どこも、車はほとんど走っていませんでした。


で、到着


寒立馬もたくさんいました。


今夜はむつ市内に宿泊ですが、途中で恐山に寄りました。


雰囲気は満点でした。


ただテレビの見すぎのせいか、恐山に行けばイタコのおばあさんがどこかに座っていて、ぶつぶつ言っているのかと思っていました。妙に観光地化されていて、拍子抜けしました。

ついでに釜臥山の展望台に行き、むつ市内を俯瞰しました。夜景が綺麗なんだそうです。


この後、ホテルにチェックインし、夕食を取ってお休みなさい。

８月８日木曜日、今夜の宿は仙台市内です。疲れも如実に感じるようになってきました。今日は震災の被災地を巡ってお金を使おうと予定していましたが、断念。
むつ市内から東に向かい山越えをして一気に太平洋側に出て南下しました。途中東通原発や六ヶ所村などを通過しますが、いろいろと考えさせられますね。道路は素晴らしいです。

このまま三沢まで南下し高速に乗りました。そして、一気に盛岡までワープ
で、着いたのが小岩井農場。昔から名前だけは知っていました。


昼食です。


完食です。疲れていても食べることはできるみたい。まだ大丈夫か？


食後のお散歩。ファミリー向けですね。


で、再び高速でワープして仙台市内のホテルに夕刻チェックイン。仙台といえば牛タンでしょう。
ホテル近くの利久という店に行きました。絶品でした。


食後は七夕飾りを堪能して、お休みなさい。


８月９日金曜日、東北旅行最終日。７月の下見で走り損ねた磐梯吾妻スカイラインを目指します。


浄土平駐車場に車を置いて、吾妻小富士（１７０７ｍ）を登ってみました。振り返ると駐車場が。


登ってきた道路もはるか下に


引き続きスカイラインを走って下山。一路西、喜多方市を目指しました。
目的は勿論ラーメン。これも絶品でした。


いよいよ最後の観光地。７月に入れなかった、会津の南にある大内宿に行きました。ちょっと白川郷のような雰囲気もありましたが、観光地化されすぎている印象があり、ちょっと残念でした。遠目には良い雰囲気なんですけど。


そして最後に旅の疲れを癒そうとやってきたのは、那須湯本温泉。名前にたがわぬ名湯でした。最初の蔵王温泉と、最後のこちらが最も良い湯だったように思います。


この後、地元の蕎麦屋で夕食を取ってから、高速で神奈川まで帰りました。到着は、確か午後１１時頃でした。出発してからちょうど１週間。妻を連れたツーリング旅行としては少しハードだったというのが本音です。ちなみに期間中の総走行距離は約２８００キロで、車はノートラブルで走りきってくれました。

以上が今年の夏に行った東北旅行の概要です。関東で勤務するのも後２ヶ月程です。こんな形の東北旅行は二度とできないでしょう。しかし、東北をぐるっと回ってみて、また行ってみたいと思わせてくれた場所がたくさんあります。素晴らしい景観、素晴らしい道路、美味しい食べ物、人情あふれる地元の方々。

現役最後の夏休暇を使った旅行は、生涯忘れることのできない思い出を私にプレゼントしてくれました。本当に有難うございました。

おわり