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「温泉ツーリングに行きませんか？」

某氏からの１本のメールをきっかけに、昨日「新春九州日帰りツーリング」と銘打ってNA、NB、NCの３台で九州を走ってきました。今回は珍しく妻も同行です。

中国自動車道の壇ノ浦PAを９時に出発とのことで、余裕をもって自宅を午前６時半過ぎに出発。途中節約のため一般道を使ったりもしましたが、８時４５分頃に壇ノ浦到着


９時過ぎに３台そろって壇ノ浦を出発。今年初めての九州上陸。
順調に走って、１時間ほどで東九州道の上毛PAに到着


ちょっと休憩して、お昼ご飯を予定している「塚原の里」という炭火焼きの店に向けて出発
１０時５０分頃に到着しました。店の開店前で早すぎたのですが、従業員の方はやる気満々で、早々に入り口にのれんがかけられます。


地鶏の定食をお願いしましたが、うわさ通りとてもおいしい焼き鳥でした。写真は４人分です。


最初の客だったこともあり、お店のおばちゃんが焼くのを手伝ってくれたり品物の説明をしてくれたりとサービス満点でした。


食べていると続々とお客が訪れ、あげくにバスで団体様までくる始末で、店内は早々に満席になりました。お店の方が急いでいた理由がわかりました。大変な人気店のようです。もし行く方がおられましたら、予約は必須で開店の１１時に合わせていくのが吉かと

ともあれ大満足の昼食を終えて次の目的地の「塚原温泉」に向けて出発。といっても近所で、すぐに到着。ここは某氏が興味があったようですが、浴槽も狭くゆっくりできそうにないので相談の結果、見物のみとして入浴はしませんでした。私は何度か入ったことがありますが、酸性が強烈で、某箇所が痛いほどで泉質は素晴らしいです。慢性の皮膚炎によく効くと話している方がいましたね。


ここの特徴の一つに、歩いて５分くらいの所で、伽藍岳の火口が見物できることです。
有料ですが登ってみました。






おまけ（とっても寒いの図）


で、今度こそ温泉に入ろうと向かった先はこちら、阿蘇市小国町にある「豊礼の宿」です。



名前に聞き覚えがあるなぁと思っていたら、以前妻と来たことのある温泉でした。ここは宿泊施設も併設された温泉です。コイン式で家族風呂や露天風呂があったり、食材を買って地獄蒸しを味わうこともできます。以前来た時には家族風呂を利用しました。

某氏が言うには、温泉が青いんだと。そうだっけ？記憶にない。
で、露天風呂に入ったところがこの色です。とても綺麗で幸せな気分になれること請け合いです。勿論お湯も素晴らしいです。


以前入った家族風呂は透明だったよなと思ったのですが、よく考えると時間が経過するとお湯が青くなるのであって、家族風呂のようにその都度お湯を入れ替えると青くなる前に出てしまうのではないかとの結論に至りました。なんとなく合っていそうな理由でしょ。

１時間半ほどのんびりしてから最後の目的地である、中津市の「木精座」に向かいます。

途中の耶馬溪で一休み


で、到着
ここは、某氏が数年前にロードスターの友人から聞いていて、気になっていたカフェ。




聞けば、３０年以上前に、廃校になった小学校を利用して開業したとのこと。レトロただよう微妙な寂れ具合が素晴らしいです。物のありようを考えさせられる一品でした。ちなみに店主はこの小学校の卒業生だとか。






午後も遅くなってきました。さあ、帰りましょう。
九州自動車道の吉志PAで最後の休憩


時計を見ると午後７時半。ここで皆で夕食にしようということになりました。
で、この二人は何故か同じメニュー（最後はどうしてもこれを食べないといけないようです。）


午後８時解散となり、三々五々出発します。

私は妻と一日の回想をしながらのんびりと帰宅。
埴生でいったん高速を降りて、防府東ICから再度高速に乗った直後、前方に奈良ナンバーのNBを発見。嬉しくなって勝手ツーリングを開始。相手も何となく気が付いている様子で、相手が下松のSAに入るまでついていき、最後はハザードを点滅させてお別れしました。

この件はこれで終わったと思っていたのですが、私が目的地のICで出ようとして減速を開始したところ、右側を前出のNBがハザードを点滅させて走り抜けていきました。

やっぱり気が付いていてくれたみたいです。いつのまにか後方についていたのでしょう。
胸が熱くなる想いでした。見も知らぬ他人でもロードスターに乗っているというだけで繋がることができる。なんて素晴らしいことでしょう。

うきうきしながら、午後１０時半頃無事帰宅
新春九州日帰りツーリングは大満足のうちに終了。走行距離は６００キロ余り
高速を使うと距離が延びますね。

いやいやツーリングはいいですねぇ。特に温泉を絡めると最高です。

では皆さん、またどこかでお会いいたしましょう。
それまでごきげんよう。