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皆さん　こんにちは　一昨日CX-30の保証修理のためにディーラーに行ったことは既報のとおりですが、その際営業マンから代車を用意していますよと言われました。当初はディーラー内で時間をつぶして待っていようと思っていたので、代車？と聞くと、あれですと指さします。

指さされた先には、黒いマツダ３のセダンがありました。そしてエンジンがスカイアクティブＸだとのこと。久しくセダンには乗ったことが無くエンジンも興味深いスカイアクティブＸだとのことで、有難く乗せていただくことにしました。しかも代車ということで存分に走って良いとのこと。もっとも修理の間ということなのでMax１時間半という意味と理解しました。
　※以後の写真は、試乗の途中で撮影したものです。

車は試乗車上がりの代車で、登録から２年少々経過した走行１．３万キロ程度、革張りの電動シートにサンルーフまでついた、いわゆるフル装備の車でした。






さっそく座ってみると、革張りのシートとサンルーフ以外は現在乗っているCX-30と装備に差はありませんでした。視点が低くなるのは仕方がないですが、思ったほど気になりませんでしたね。


個人的には革張りのシートはお尻が滑る感じがしてあまり好きではありませんが、豪華に見える点では異論ありません。にしても白はすげぇ。




エンジンはSPCCI仕様の２０００のガソリンで燃料はハイオクです。エンジンの始動はガソリンエンジンと変わりありませんが、アイドル音は幾分大きめで少しガラガラというディーゼルエンジンのような音が混じります。ちなみに普通の２０００のエンジンは１５６HPでトルクが２０．３に対して、こいつは１９０ＨＰで２４．５です。


走り始めるとトルクの太さの恩恵が一番に感じられ、常用域までの加速はとても力強いです。最大トルクの発生が４５００ｒｐｍなので、市街地の信号が多い場所での発進停止には有利でしょうね。このエンジンの車にはマイルドハイブリッドも搭載されているので、それの恩恵もあるのでしょう。ちなみに、アイドリング時に気になっていたガラガラ音は走り始めると気になりませんでした。

次に郊外に出てアクセルをドンと踏み込んでみました。一瞬のキックダウンの後に一気に回転が上がっていき、あっという間に６０００回転に達します。火花点火と圧縮着火を制御して使っている聞いていますが、感覚的な違和感はありません。１．５トン近い重量の車を軽々と加速させるのはさすがです。

またセダンタイプの車に乗ったのは久しぶりだったのですが、CX-30と比べてボディ剛性の高さを感じました。特に車体後部のしっかり感は、素人の私でも体感レベルでした。ボディ剛性に関しては、やはりこういった３ボックスの車が一番優れているのでしょう。ブレーキも良く効き、ハンドリングも素直で運転しやすい車でした。




１時間ほど郊外と市街地を走ってからディーラーに戻りました。私がアクセラのハッチバックからＣＸ－３０に乗り替えたのは、着座位置の高さが気に入ったからです。したがって今後セダンタイプの車を買うことは無いだろうなと思いつつも、とても良い車だと思いましたね。

それと気になるのは価格です。ほぼ同じ仕様の車で比較すると、マイルドハイブリッド付のスカイアクティブＸエンジンの車は７０万円位高価なのです。エンジンの出力は上述のとおりなのですが、WTLCの燃費もノーマルエンジンが１５．８に対してスカイアクティブXエンジンが１７．４なのです。

世界初のＳＰＣＣＩという点にどれ位の価値を見出すかによりけりですが、私には７０万円近い価格差には手が出ません。これが３０万円位の差ならもしかしてと思います。逆にエンジンが３００馬力とか、ＷＴＬＣで３０とか突き抜けた性能を誇示できればまた違った価値が生まれると思うんですがね。

皆さんも、一度ディーラーでスカイアクティブＸエンジン搭載の車に乗ってみてください。楽しいと思いますよ。私もいつまで２台態勢（ロドスタ、ＣＸ－３０）でいけるかわかりませんが、今後とも機会があれば新しい車に乗ってみたいですね。私の担当営業マンは、買わないと分かっていてもこうして時折試乗を勧めてくれたりするので有難いです。

そうそう、今山口マツダでは試乗体感キャンペーンなるものをやっていて、私のも一応その中に入れて貰ったらしく、こんなものを頂きました。

デニムの布張りの付箋ケースです。


中にはサイズの異なる付箋が入っています。使えそうですね。試乗すると運が良ければこんなものも頂いたりするので、なおお勧めです。


今日は以上です。
それでは皆さん　御機嫌よう。