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今日現金を下ろしに行きましたが、通帳記帳を確認すると、中国電力に売電した電気料金が振り込まれていました。

ふむ、ブログネタにしてみようかな。

我が家の屋根には太陽光パネルが乗っています。設置したのは２０１４年３月で、３．６７５ｋＷの仕様です。当時の資料を見ると、設置費用の総額は１７５万円で、これに太陽光発電導入支援補助金として73,400円を受け取っています。売電単価は３８円／ｋWhで、１０年の売電を中国電力と契約しました。

導入検討時、業者による設置後の経済効果を試算したものを提示されていて、これによると１０年少々で設置費用は回収できると謳われています。瀬戸内海地方は太陽光発電には比較的条件の良い地域だと言われましたが、まあ業者による売り言葉なのであまり信用はしませんでした。私としては、２０年くらいで回収できればという風に考えた記憶があります。年明けの３月で、丸９年経過ということになりますね。もう１年少々で中国電力との契約は終了です。

さて、今年の売電金額を通帳から拾ってみます。
　１月　　８，４７４円
　２月　　９，３４８円
　３月　　９，０８２円
　４月　１１，７０４円
　５月　１３，２６２円
　６月　１３，９０８円
　７月　１１，７８０円
　８月　　９，５３８円
　９月　１０，１４６円
１０月　１０，６７８円
１１月　１１，６６６円
１２月　１２，３５０円
合計　１３１，９３６円

とまあ、今年の実績はこんな所ですが、皆さんどのように思われますか。それぞれ前月の売電金額なので、１月なら前年の１２月の売電収入ということです。太陽光発電は天候に左右されるので晴れの国と言われる岡山県などは、同じパネルでももっと多いかもしれないですね。

中国電力との契約は１０年なので、単純に１０倍すると１３２万円足らずということになり、業者の試算には遠く及びません。１０年の契約終了後は、どこか別の業者と契約することになると思うのですが、知る限り現状で買い取り額が一番高いのはエネオス電気で、１０円／ｋWhです。

仮にここと契約すると、１１年目からの売電収入は、およそ４分の１になります。年に３万円少々で、１０年で３０万円少々。こうしてみると、導入時に考えた２０年で回収というのは妥当な線だったということになります。

と、ここまで書いてきましたが、当時貰った資料をよく見ると、１０年で売電メータ交換とか１５年でパワコン交換という文字が躍っていました。やっぱり割に合わないというのが結論になるのか。太陽光発電を使っているお宅ではいかがでしょうか。

最後に太陽光発電の名誉のために、導入したメリットについて一つだけ述べておきます。

電気代をとても気にするようになり、我が家から白熱球を使った電灯はなくなり、電化製品を買い替える際は消費電力に注目するようになりました。その結果、月の電気代はそれまでの３分の２に減少しました。月の電気代が売電収入を下回ることもあり、精神的な満足感は高いです。

今日は以上です。それでは皆さん御機嫌よう。