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１0月９日（月）熊本の朝　青空が広がりました。熊本駅を横目に見ながら、路面電車の駅に向かっています。これから復興途上の熊本城に行きます。


最寄り駅で降りて歩いていくと、加藤清正公が迎えてくれます。


お濠の石垣の仮復旧が痛々しいです。震災から７年を過ぎてもまだこの状態です。完全復興には長い時間がかかりそうですね。


９時オープンとのことでしたが、既に沢山の観光客が入場していました。入場することで、僅かでも復興の手助けになればと思います。入場後は、仮設の歩道橋のような場所を歩いて天守閣の方に向かっていきます。通常のルートは、石垣が崩れているので危険なのと工事の邪魔になるのでしょう。

この場所はテレビでも見ましたね。このままで大丈夫なのかと心配になります。


復旧の完了した、天守閣が見えてきました。


目を転じると、以前歩いて天守閣に向かっていた通路が見えます。これでは観光客を歩かせるわけにはいきませんね。


設置されている歩道橋はこんな感じです。見るには都合が良いです。仮設なんでしょうが、エレベータも設置されているので、相当長期間の使用を前提に造られているようです。


完全復旧なった天守閣の前に着きました。堂々たる偉容です。


ちなみに、こちらが震災の前年の春に訪れた際の天守閣です。


一方天守閣前の広場の石垣は、まだこんな状態です。


このあと５層にわたる天守閣内の展示などを堪能し、最上階からの眺望がこちら。




見ごたえのある展示に感心し、熊本城の早期復興を願いつつお城を後にしました。
電車で再び熊本駅前に戻り、愛車に乗り替えてやってきたのは熊本港フェリー・ターミナル


ここからフェリーで島原に渡ります。高速フェリーの方に乗るので、約３０分で着きます。




島原に到着後、雲仙岳方面に行こうと車を走らせると怪しい雲行きが




標高が上がると雨になりました。熊本の青空が嘘のようです。これでは雲仙岳に行ってもなぁと、さまよっている内に時間が過ぎ、結局今日の宿の佐世保に向かうことに。雲仙は消化不良です。

連休最終日でしたが、さほど渋滞することも無く午後５時過ぎにホテルに到着。まあまあ快走路でした。


夕食は、ホテル併設のレストランでトルコライスをいただきました。トルコライスは長崎のご当地グルメで、パスタ、ピラフ及びトンカツを一つのお皿に盛り合わせた料理です。名前の由来は諸説あるようですが、国名のトルコが関係ないことは確かなようです。別名「大人のお子様ランチ」


１０月１０日（火）佐世保の朝　晴れています。そして窓からはこんな物が見えます。


コンビニで調達していた物で朝食を済ませて出発
最初に行ったのは、妻のリクエストで「クジャク園」。その名のとおりクジャクが沢山いました。


入園は無料でした。クジャクの他にもいろいろ。




なんか癒されるんですよね。






しばらく散策して、次に向かったのは「展海峰」。ここにもコスモスが咲いていました。今回はコスモスにご縁があるようです。


勿論九十九島の眺めも素晴らしいです。


すぐ近くにある、九十九島観光公園にも行ってみました。今どきの物も設置してあります。ここは以前、佐世保のW氏の案内で来たことがあります。


眺望はどちらも良いですが、広々感はこちらが上かな




ここから北に進んで、平戸島に渡りました。


渡ってきた橋を振り返る。


さらに車を走らせ、生月島を目指します。特徴のある生月大橋が見えてきました。




RFに乗り替えてから一度は来たかった、生月サンセットウェイを走ります。






生月島最北端の大バエ灯台






小高い丘の上に見えているのが、大バエ灯台です。


帰りも勿論生月サンセットウェイです。何度走っても素晴らしい。






午後３時を回りました。名残惜しいですが、そろそろ帰路につきます。




平戸大橋を渡ってから、今回の遠征の最後の楽しみだった「北松やまびこロード」を疾走




その後武雄まで国道を走って高速に乗り、午後８時半過ぎに関門橋を通過


午後１１時頃に、無事自宅に到着しました。

今回の九州遠征は、ジャンボリー当日に雨に見舞われたほか、雲仙でも雨模様の天候で行動に制約を受けることになってしまいましたが、初日の皆とのツーリングはとても楽しく走ることができました。また雨のジャンボリーでは、運営サイドの配慮によりテントや椅子が充実していたので、有意義に過ごすことができました。ジャンボリーを開催してくれた皆さんに、感謝を申し上げたいと思います。

最後に、今回の九州遠征における総走行距離は、１２６０キロ余りでした。９月の北海道遠征が３３００キロ余りだったので、およそ１か月で４５００キロ余り走ったことになります。

我ながら良く走ったと思います。まだまだやれると言いたいところですが、歳も歳なので気力と体力に相談しながら、できるだけ長く幸せ一杯のロードスターライフを続けていきたいと思っています。

それでは皆さん、またどこかでお会いいたしましょう。