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昨日ディーラーでタイヤを交換しました。注文してから２週間、当初は１週間で揃いますみたいな話でしたが震災の影響があるようですね。で、装着したタイヤはこれ。交換所要時間は１時間１５分程度でした。

このタイヤは、４セット目です。記録を振り返ってみると、買った当初に履いていたＴＵＲＡＮＺＡという聞きなれない名前のタイヤで４０６７３キロ走りました。次に強大なグリップ力と名前にあこがれてポテンザＲＥ－０１Ｒを履いて４０３８０キロ走りました。その性能に痛く感激して３セット目は迷うことなく後継のポテンザＲＥ１１に決定。こいつでは、４８４５９キロ走りました。

当初はポテンザのＲＥは消しゴムのように減ると聞いておりましたが、私レベルの腕では減らすことはできなかったみたいで、その強大なグリップ力のお陰で大変楽しい思い出を作ることができました。さすがに４万キロを越えると少し神経を使いましたが、新しい内は私のできる限界で走っても、タイヤから悲鳴を聞くことはありませんでした。

実は、交換するタイヤをこれに決めるまではあれこれ悩みました。なんだかんだで９万キロもポテンザを履いていた私は、他のタイヤに履き替えることはある種の冒険のような気がしていたからです。でも最近はロングツーリングの後の過度な疲れに年齢を感じ、そろそろ潮時かなと思っていたところ、某氏から「銘柄がＲＥ11。これはサーキットタイヤですよ～　固くてウルサイです。騙されたと思って次はコンフォート系にしてみてください、劇的に「楽」になりますので」、という助言をいただきまして決断しました。劇的に「楽」になってみようと。

タイヤ交換後ディーラーを後にして、いつものように走り始めた瞬間に思わず口走りました。

「お～～ほっほっほっほっ～い♪」

一番先に感じたのが、すーっと速度が上るということ。いつもはエンジン音やロードノイズ等で、それなりにやる気にさせてくれるのですが、「ロードノイズ」は小さく、なんだか知らないうちにいつもの速度になっていました。しかもアクセル開度がいつもより少ない。ということは「転がり抵抗」も小さいということか。

次に感じたのが「直進安定性」の良さ。今までは道路のわだちや段差等によってはハンドルを取られるようなことが多く、前方の路面状態を確認しつつハンドルを持つ力を変えていましたが、このタイヤでは勝手にまっすぐ走ってくれているような錯覚を覚えました。極端な話指一本添えておけばすいすい走っていけるという感じです。

また、「乗り心地」も改善しました。ブッシュやショックを交換してから格段に乗り心地は良くなっていたのですが、更に良くなりました。タイヤ一つでこんなに変わるものかと正直驚きました。昨夜は単身先に帰る時も雨が降っていましたが、なんだか安心して走ることができました。

ちょっと褒めすぎだと言われるかもしれませんが、昨日雨の中、高速を含み約１４０キロ走った後の正直な感想です。最もメーカーのＨＰではグリップ力はポテンザに比べれば随分劣っていますので、晴天の山道ではハンドリングやグリップ力の観点からは、辛口な感想が出てくるのかもしれません。しかし今の段階では、プラスマイナスを考えれば、この選択は正解だったのではないかと思っています。

ちなみに耐久性も随分優っていますので、６万キロくらいはいけるのではないかと期待しております。いやいって欲しい。
ともあれ次の山道が楽しみになってきました。恐る恐るいってみたいと思っています。

今年は一度行こうと思っていた四国。縁あって意外に早く実現しました。
土日で１０００キロくらい走りましたが、先ほど無事に帰宅しました。

帰りに瀬戸大橋を走っているときは充実感で一杯でした。
四国の皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。
またどこかでお会いいたしましょう。

それにしても疲れた。早く寝よう。
おやすみなさい。