補完 CABERG DROID BLAZE カバーグ/ケーバーグ ドロイド ブレイズ 帽体清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回の投稿は、ドイツのwebショップから衝動買いしたイタリアン・ヘルメット、カバーグ(以下英語読み:ケーバーグ)のドロイド・ブレイズ(CABERG DROID BLAZE)の帽体に発生していた油染みの清掃についてのメモ。
海を越えてやってきたドロイド・ブレイズだったが、到着した品物は、左側頭部に相当する箇所に手の平サイズほどの大きな油染みのような変色が発生した状態。更に全体を見ていくと、大きさこそ半分程度だが、反対側(右側頭部)にも同様の染みが生じている。
幸い、擦過傷や打痕・塗装の剥離などは無い様子で、この点に関しては、ホッと胸を撫でおろす。ということで、染みの除去を行うため、自室へと場所を移す。
ちなみに”ドロイド”がヘルメットのモデル名で、”ブレイズ”が当該グラフィックの呼称。購入したカラーはコード:D0、マット・ブラック/アンスラサイト(Matte Black/Anthracite)。”アンスラサイト”は、いわゆる”炭・無煙炭”のことで、転じて(マットな)グレーを意味する色彩用語。閑話休題。
2
いきなりオチを書いてしまうと、今回の染みの原因は恐らく、モジュラー・ヘルメットやフリップアップ・ヘルメットなどにありがちなシリコーン・オイルないしグリースの類の漏れ・垂れによって発生した、油染み。
試しに、この類のトラブルに強いタナックスのピット・ギア(TANAX PITGEAR)シリーズのシールドクリーナー・PG-211とメガネ拭きで清掃してみたところ、一発で染みの除去に成功。この結果を根拠に、染みの正体は当初の予想通り『軽度の油染み』だった、と考える。画像は、清掃中の様子。
この後、反対側も同じように染みの除去を行う。
3
清掃作業後の様子。
荷物の開梱当初、保護袋の中から取り出した帽体の表面に大きな染みが見えた時は流石に困惑した訳だが、ご覧の通り、何事も無かったかのごとく全面すべて同じ質感に整えることが出来て、一安心。
この後、各部の見直しと保護艶出しの重ね塗りを繰り返し、webで英語の説明書の確認を行いつつ、同時注文したスモーク・シールドへの換装を経て、準備完了。
余談ながら、ケーバーグのヘルメットには初めて触れるが、なにやらペイントというよりプリントといった雰囲気の質感で、どことなくデリケートなイメージが強い。
4
おまけ。
ドロイド付属の保護袋(バッグ)の側面にプリントされている、ヘルメット・アイコンのデザインの様子。
初めて手にした時の向きが上下逆さまだったため、それがヘルメットの模式図である事実に気付かず、うっかり鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に劇中に描かれるカプセル・コーポレーションのマークや、任天堂のゲーム『ポケットモンスター』に登場するモンスターボールのそれを連想してしまったのは、恥ずかしい思い出。
なお”CABERG”は、英語圏で『ケーバーグ』、アジア圏や日本で『カバーグ/カッバーグ』と、その名の読みが定まっていないヨーロピアン・ブランドのひとつなのだが、本来の発音は、いかにも欧州のそれである『カーベルグ』。いつの日か日本に正規代理店が発足した際、どのようなカタカナ商標が登録されるのか、興味深い。
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( caberg の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク