テレビじゃ音楽番組なんて演歌の花道くらい?w
FMは車に乗ったときに少し聞くだけ。
それでもたまに聞こえてくる曲って、どれもつまんない。
普通に商売として流通させる以上、一般受けするような歌詞じゃないと
いけないんだろうし、曲もそう飛び抜けたことはしない。
悪くはないけど良くもない。
そんな音楽に何の意味が有るのかな?って思ってしまう。
身近に感る曲。
共感できる曲。
心境を写す曲。
今の音楽業界に、それはあまりにも少ない。
アニメや特撮のCDがオリコン上位を独占してる時点で、それは明白。
アニメや特撮の楽曲が特別優れているわけでは、勿論無い。
相対的に音楽への大衆の興味が薄れているから。
CDが売れない原因をインターネットのせいにしているが、だったらヲタクな
ジャンルの楽曲の方が、よっぽどあちこちにばらまかれている。
なのにそれらは一定の売上をキープし続けている。
何故だ?(坊やだからさ)
いくらお金がかかっていても、どんなに凄いアーティストが
歌っていても、それは重要な事では無くなった。
初音ミクの登場で音楽は大きく変わったと言ってもいいだろう。
それまでもムネオハウスや代ゼミシリーズ等で新しい試みはされてきた。
それはラップのような使い方で、人の声をそのまま素材として
使うことで、DTMの世界に「声」が使われるようになった。
DTMの世界で唯一取り残された楽器。
「ボーカル」と言う楽器が大きな影響を与えたのだ。
その歌声はプロの作曲家が商売として出せないものを、思い切って出す
実験的な物として、世に出して反応を見ることができる。
そのキャラクターデザインはプロのCGクリエーターが商売では表現できない
ものを、自由な発想で具現化して世に出すことができる。
そしてなにより、埋れたまま音楽業界にデビューしなかったであろう、多くの
アーティストに活躍の場が与えられた事が、これほどまでのボーカロイド
ブームを起こしたのである。
音楽の実験と言う意味では、羽田健太郎や久石譲がアニメの世界を使って
やっている。普通に作曲してるだけじゃ、絶対に作らないであろう音を作り出す。
それが良い刺激になると言う。そんなことが許されるのは極一部。
「商品」にならなければ、評価は一切なされない。
ダメもとで作ったとしても、発表する場が無くてはどうにもならない。
ニコニコ動画。新しい音楽の居場所。
動画のタイムラインにリアルタイムで書き込まれるコメントが、作者に直に
伝わる画期的な場所。サイトに置いておくよりも、反応がわかりやすい。
発表された作品はそれで終わらない。進化するのである。
一枚絵に音楽を付けただけの動画とは言えないもの。
それに手を加えられてPV化され、アレンジを加えられ、
さらには歌ってみる人まで現れる。
著作権がどうのこうのと言う煩わしさはそこにはない。
かと言って作者に対する敬意は失っていない。
「振り込めない詐欺」のタグがその証。
路上ライブのような投げ銭システムを作れないかと言う声も上がっている。
最初は一人でも、やがて人が増えていく。みんなで作ってみんなで楽しむ。
作品が成長していくのは、ニコニコ動画だからこそである。
勿論作者も影響を受け、作品と共に成長していく。
「音」を「楽」しむ。
本来の姿がそこにある。
動画の説明文
写真立ての陰からあわあわです。
うっかり死別の歌みたいになってしまいましたが、それはあくまで「うっかり」であって決して「ちゃっかり」ではありません。きっとね。
べ、別にだからといって「部屋でGを見つけちゃったから寝れない!」っていう歌じゃないんだからね!
≡≡≡≡ 癶( 癶;:゚;益;゚;)癶 カサカサ
Posted at 2010/02/16 02:55:04 | |
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