
PENTAX-DA 16-45mmF4(16mm) PENTAX *ist D F8 1/125 200 ±0 マニュアル 分割測光 AWB
トリミング 明るさ2割増し コントラスト1割5分増し 彩度1割増し だったと思う
16-45は長年使ってきたので、非常に馴染みのあるレンズ。
寄っても引いても使いやすくて、少々大きく重いレンズであることが全く苦にならない。
*istDで今までで一番印象に残っている写真がこれ。
国道399の閉鎖地点でフリーカメラマンとお喋りをしていたら、警戒から帰ってきたパトカーが門を開けにやってきた。カメラに手をかけてシャッター切るまで10秒かかってない。しかもパトランプの点滅のタイミング計ってた。よくこんなに冷静だったなって思う。
画角を把握し、ポイントを抑えて、構えた瞬間全てが出来上がっている。
これって新しい機材ではなかなかできないこと。手に馴染んだ道具の強み。
PENTAXのカメラは自分に合っていて、何も考えなくても気持よく撮影できる。
K-5もK-01も実に良くできたカメラ。でも*istDにはまだ及ばない。
600万画素CCDでAFも頼りなく液晶モニターはおもちゃ同然。
でもPCで見ればちゃんと撮れてる。古くて使えない、なんて事は無い。
位相差測距が修理不能状態ではあるんだけど、拡大アイカップ使ってMF専用機としてまだ使ってみようと思う。
最前線で使うことはもう無いけれど、SFXを最後に一眼レフから離れていたのを、再び写真への関心を引き戻してくれた、私にとっての偉大なカメラ。
K-5が更に加速させ、K-01が余裕を生み出す。
フルサイズを熱望されるPENTAXだが、このままAPS-Cでも悪くない。
Mシリーズのカメラを出した頃から、OLYMPUSと張り合うようにコンパクトなシステムを追求してきた。
値段も大きさも重量も一切気にしない、最高スペックだけを目指すのはCとNだけでいい。というか、その二社しか企業体力は強くないのだから、無理に背伸びをする必要はない。
なによりPENTAXには645があるのだから、135クラスで無理をする必要がない。さらにデジタルAUTO110のQシリーズだってある。機材の棲み分けができているのだから、何も気負う必要なんて無い。
ただ、レンズのラインナップだけはどうにかして欲しいとは思う。
オーディオ業界と同じ形で苦境に立たされるカメラ業界。無くなってもらっては困る。
一瞬の映像を収めるためにデザインされた機械。それがカメラだから。
スマホでできる=スマホだけでいい、とはならない。
撮るためのデザインはカメラにしか許されない。
だから無くなってもらっては困るんです。
ペンタが潰れたらいずれCNの移行せざるをえないだろうが、SPで写真に目覚めた中学生は、いい年になってもまだあの頃の感動を追い求めている。ペンタックスという会社に、ブランドに憧れている。
社内はゴタゴタして大変だろうけど、製品は良い物を出してくれている。
これからも頑張れPENTAX。
よろしくお願いしますRICOHさん。
ユーザーは応援しているぞ!
Posted at 2014/06/23 00:47:14 | |
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