ティプトロ用ATF交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
<<本ページを参考にDIYで交換されて故障等しても当方は責任持てませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。また、このHPを読んでも説明が足りない方・疑問が残る方は、悪いことはいいませんのでDIYでは交換しないほうが良いと思います。>>
リフトアップして下から見上げたところです。まずは菱形をしたガードプレートを外す必要があります。斜めに前方に生えている補強バーを一番前方のボルトは緩めるだけ、あとのボルトは外さないといけません。バーを下へ思い切りずらせば菱形も外せます。
2
ATFドレンプラグ(=オイル抜き用)とフィラープラグです。
3
フィラープラグは大きいサイズの六角レンチが必要ですが、ちゃんとした工具を買うと高いので、私はこのような「高ナット」をホームセンターで買って代用してます。これなら1個100円くらいです。これに六角ソケットを挿して使います。
4
ATFは、ネットで調べると「純正以外を使用するとシフトショックが大きくなったり壊れたりする」と書いている方もいらっしゃるので、当初は純正かもしくは純正同等のESSO LT 71141 を安く入手(プジョーで買うと安いとか何とか・・・)しようと思いました。
でも、純正相当オイルだとペリカンパーツでもZF製(000-043-207-00-M103)で$18.5/L もします。全容量で9Lですので9~15Lくらい買うとなると2~3万円+重いので送料も高そう。(もしかすると「空輸の危険物相当になるのでお売りできません」とかなるかも。確かパワステフルードを注文したときはそう返信が来ました)
もし国内注文となると、純正ATFを4000円/Lくらいで扱ってる方も見えましたが、それも高いし。どこかのHPで「プジョー扱いなら1400円/L」とかあった気もしますが忘れました。
そこで、駄目元で普通のデキシロンⅢのアイシンのを入れてみることにしました。これならヤフオクで8000円くらいです。(駄目ならフラッシングのつもりでした)
5
ドレンから抜けるだけ抜いたのち、フィラーから溢れ始めるまで入れて(3~4リッターくらいだったかな?忘れました)、エンジン掛けてDレンジやMレンジで1~5速に手動で切り替えながら各ポジション5~10秒くらい、ブレーキは踏まずに空転させながら回しました。
5回ほど繰り返すと、だいぶ透き通った赤いオイル色になったので、ほとんど交換できたと思います。
タイヤを空回しするので、もちろんトラクションコントロールが効いてしまいますが、だましだましやりました。
驚いたのは、やってる途中でエラーが出たのかMモードが手動で変速できなくなり、どうしようと思いましたが、作業後数日普通に乗っていたら、いつのまにか復帰してました。
油量はゲージ等ありませんので、最後にしばらくPレンジでアイドリングさせて油温が80℃くらいになったあたり(適当)でフィラーを閉じて終了としました。ネットで調べる限り、こういうやり方はゲージのない車で広く使われているようですが、ボクスターに適用していいのかはわかりません。
(後日注記:Bentley発行のマニュアルに「30~45℃ですりきりまで」とありました)
交換のその後ですが、とくにシフトショックもなく、問題もなく使えてます。
この先、もしも故障したら、それもレポートしますのでご参考ください。
(後日追加:その後、初回交換から2年ほど経ちますが全く問題ありません)
最後に、繰り返しになりますが、本ページを参考にDIYで交換されて故障等しても当方は責任持てませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。
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