陸前高田の復興状況視察

先日、親戚の漁船新造祝いを兼ねて、岩手県陸前高田市の
復興状況を見てきました、多くの店が仮設ながらも営業を再開
するなど、仮復旧は、だいぶ進んでいました、これは、喜ばしい
ことですが、復興は、というと、停滞気味です・・・








特に高台移転が、陸前高田市は、平地のほぼすべてが津波で
壊滅したので浸水域外に移転するといっても、山を切崩すより
他ありません、この用地の収用が問題でして、地元在住の親類の
話によると、山林収用に関する書類が役所から届きましたが、
宛名が10年近く前に亡くなった故人の名前や病で、これまた10年
以上入院している人の宛名で届きました、あまりにもおかしいので
市役所に行ってみたら、一度結婚すると籍がどうのこうので何とか
、典型的なお役所仕事、さらに、その土地は、地区の共同所有林
で共同持ち主のメンバーは、皆故人（爆
親類が言うには、区長さんに話して、状況を聞けば済む話しなのに
ただパソコン上で調べて書類を送付したらしい、他にもいつの間にか
実家の裏山も収用の対象に・・・
高台移転の用地では、無く、擁壁を作るために？
作る意味が分からない、さらに付近一帯は、地すべり危険指定地帯で
あり、家の新築は、規制がかかっています、訳がわからん

また国のほうも、何かしようとすると難癖つけて予算を受理しない始末
住宅を失った、住民に支払われる、お金も、細切れに渡されるとか、
生活費に消えて終わり、復興どころの話では、ないです。