2014年03月16日
災害時の行動規定を作ってみた
被災した方から聞いた話や視察で得られた情報を元に災害時の行動規定を自分なりに考えてみました、多少問題のある表現があるかもしれませんが必要と判断して載せました、皆様の防災対策の一助になれば幸いであります。
心構え編
蛮勇を誇るよりも臆病さを誇れ
(逃げるが勝ち)
災害は、わずかな隙を見逃さないし裏をかくのが得意である
(チリ津波の時は、線路の手前で止まった→今回は、かなり内陸までやられました)
最後まであきらめるな
(福島沖で2日間漂流後救助されたり、石巻で9日ぶりに救助された例)
海の近くで寝るな
(寝起きだと動くのに時間がかかる為、寝るなら高台に)
準備編
常に水、食料を備蓄せよ
(店自体が消滅したり、買占めで物不足の可能性大)
ガソリン(軽油)を備蓄せよ
(原発事故等で避難する場合や、買占めで燃料が不足する場合に備える)
持出し品は、あらかじめ、まとめておき、すぐ逃げられるように
(避難準備に手間取れば、それだけ避難が遅れる)
避難経路は、事前に確認しておけ
(渋滞、家屋の倒壊による通行止めを想定し数本用意)
家族との集合場所は、優先順位を設け複数用意
(指定の避難所→親戚宅→遠方の実家など、行き違いと一家全滅を防ぐため)
装備品にロープを
(自分が流されないようにしたり、流される人を救助したり、ビルから下に降りる時など必須装備です)
長距離を歩ける靴を用意せよ
(被災後、避難や身内の捜索、食料の調達等で歩く事が多い為)
雨合羽や防寒着、せめて新聞紙を用意せよ
(震災当日は、雪が降ってきました、新聞紙は、丸めて服の間に入れれば暖かくなります)
避難編
地震=津波=ただちに最大戦速で離脱せよ
(奥尻島みたいに津波の到達時間が短い場合や避難渋滞に巻き込まれないために)
避難所に逃げても安心するな周辺の監視を怠るな、危険と判断したらさらに逃げろ
(避難所で亡くなった方が多数につき)
川や線路、大きな道路には、近づくな
(津波の通り道になります、おまけに足が速い為、回り込まれて退路を遮断されます)
防災無線は、信じるな、情報は、不正確ですぐ故障する
(ある街で津波の波高を3mと放送後、すぐ故障して沈黙、堤防は、最大5m、襲来した津波は、17m)
建物よりも後方へ離脱しやすい山や高台に逃げ込め
(津波が引いても瓦礫のせいで身動きが取れなかったり火災が発生した場合を想定)
港湾施設からは、可能な限り離れろ
(気仙沼や釜石のように燃料タンクが破損して大火災や大型船が漂流して激突する可能性あり)
役所の職員や学校の先生の言うことは、疑え
(防災課と言えども防災のプロとは、限らない、大川小学校や町長すら亡くなった大槌町の例)
災害、(津波)を小馬鹿にする奴は、置いて逃げろ
(友達誘って津波見物そして2人とも死亡した例、大馬鹿は、一人で死ね、死人は、少ない方がいい)
年寄りや子供は、背負って逃げろ
(高齢者に走れというのは、無理ですから背負った方が早い場合は、特に)
家族よりも自分第一
(残酷かつ冷酷ですが身内を迎えに行って、結局、一家全滅の例が多数あります)
逃げるなら緩斜面より急斜面
(津波は、傾斜が緩いと、そのまま駆け上がってきます)
津波の回り込みに要警戒
(目の前の津波が低くても隣の湾の津波が高くバイパス道路を水路にして横から
襲ってきた例があります、南三陸町)
被災後編
できる限り体育館で寝るな
(床は、冷たく、広すぎて冬は、温まりにくいので特に高齢者や傷病者)
孤立状態が、なかなか解消しない場合は、自力脱出を考えよ
(食料が尽き動けなくなる前に)
被災地の惨状、経験談をできる限り記録する
(記憶の風化防止と防災対策をたてる為に)
強風時の飛散物に注意
(トタン板ぐらいは、簡単に浮き上がります、ケガ防止のため)
これが必要だとか、こうした場合は、こう動けなどアドバイス・ご意見等ありましたら、お気軽に、震災以外の事、水害、火山噴火など、お気軽にどうぞ。
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Posted at
2014/03/16 00:38:24
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